
「避妊してよ!」「何故そんなに生中出ししたいの?」「気持ちよさが違うんだ!」それ本当に?
男性編「生orゴムあり」の違い
男性にとって、生とゴムあり、それぞれの挿入には、どんな違いがあるのでしょうか。
性欲のゴールはセックス、セックスの最終目的は挿入からの射精というのは男性、というより生き物のオスの本能であるのは事実です。なので生挿入からの中出しは、男性にとり非常に満足感があります。
ゴムなしのほうが膣内の温度、湿度、膣圧、動きなどの感触や摩擦が直接感じられますから、コンドームがどんどん改良され薄型になっているとはいえ、やはりゴムなしのほうが快感が強いです。
男性は、挿入時になると、理性が働かないほど、とにかく生で挿入したい、中出ししたいという人と、避妊や性病リスクをきちんと考えて、生なんてとんでもないという人に分かれます。残念ながら、割合としては、前者のほうが多いかもしれません。これは、避妊しないことによる妊娠というリスクを男性は負わないからです。
女子編「生orゴムあり」の違い
では女性にとって、生とゴムありで、どんな違いがあるのかについて考えてみましょう。
女性にとって、生挿入は、肉体的、物理的にゴムありより気持ちいい行為というよりも、「生でしている」という本能的、精神的な興奮が引き起こされることで快感が強くなるというのが正確です。何故な、女性にとって挿入はピストン運動なので、コンドームを装着しているペニスでも、あるいはバイブレーターなどのオトナのおもちゃでも、同じように快感が得られるのです。
一方で、生挿入は女性にとって非常にリスクが高いです。妊娠のだけでなく、男性より女性のほうが感染しやすく悪化しやすい性病が少なくありません。
生挿入した場合、例え外出しするつもりでも間に合わず中出しされてしまうこともあり、タイミングを絶えず気にしなければならず、安心してセックスを楽しめないというデメリットもあります。
「生」中出しは要注意!
中出しが危険だということは、皆知っていると思いますが、射精しなければ生で挿入しても大丈夫と勘違いしている人が見受けられます。実際こう言い張って、避妊せず生で挿入しようとする男性は少なからずいます。これは間違いで、まず生で挿入すること自体にリスクがあります。
第一に、性病感染のリスクがあります。多くの性病は粘膜接触によって感染するので、中出ししなくて生挿入した時点で危ないのです。そして中出ししなくても、射精前にペニスの先からチョロチョロ出てくるカウパー、通称、我慢汁で妊娠することもゼロではなく、イク寸前に抜くつもりが間に合わず結果として中出しになってしまうこともあります。
もっと悲惨なのは、男性が「外で出す」と言った癖にいざとなると快感に負けて、または悪意で、無理矢理中出しされてしまうパターンです。生挿入も危険ですが、生中出しどちらが気持ちいいかといえば、は性病感染と妊娠、両方の点で更にリスクが増します。
まとめ
生とゴムあり、中出しするしないで気持ちよさは変わるのか。大して変わらないなら、リスクを冒してまでする必要ないですよね。
実は殆どは体の気持ちよさの差ではなく、精神的なものです。今のコンドームは、薄さ0.01ミリで生に近い感覚のもの、表面に突起があるもの、温感ジェル付きなど快感を重視しています。
リスクも考えて安全なセックスを楽しみましょう。