離れ乳とは?
離れ乳とは、胸のトップが左右に離れているバストのことをいいます。

一番美しく見えるといわれているバストの位置は、立っているときに鎖骨の中心と両乳首の3点が正三角形になる状態です。この三角形の底辺が長い、つまり乳首の位置が外側に向き気味だと離れ乳になります。

離れ乳であることで生活に支障はほとんどありませんが、スタイルや洋服の着こなしの面などで気になってくることがあります。そんな離れ乳の悩みと原因、改善法について以下で詳しく解説していきます!

離れ乳に起きやすい悩み
  1. スタイルがあまり綺麗に見えない
  2. 離れ乳だと、胸元の横幅が本来の胸骨の位置より外に広がって見えてしまうことがあります。また、はみ肉というブラジャーのバックベルトの下にぷくっと出るお肉が目立ちやすいのも離れ乳の特徴です。これによって、太って見えたり老けて見えたりスタイルが良くないという印象を与えてしまいます。
  3. 谷間ができづらい
  4. 離れ乳だとDカップ以上あっても谷間ができないことがあります。そのため、理想の着こなしができなかったり、実際のサイズより小さく見られたりしてしまいます。
離れ乳になる原因とは?
  1. ブラのサイズが合っていない
  2. 緩すぎるブラを着けていると、胸が垂れて離れ乳になる可能性があります。サイズを測るときは肌に直接メジャーを当てなければいけません。お店によっては洋服の上から測るところもありますが、この方法では正確に測れていないので毎回サイズのあっていないブラを買っていることもあり得ます。アンダーとトップの位置をいま一度測り直してみましょう。

    また、乳首の高さは頭一個分のところにあるのが理想の高さだと言われています。ブラを低い位置で付けていることも離れ乳の原因になるので、ブラをつけたときのトップの高さもちゃんと調整するようにしましょう。
  3. 筋力の衰え
  4. バストの下にある筋肉が衰えたり、背中の筋肉が衰えて姿勢が悪くなることも離れ乳の原因になります。筋肉は脂肪を支えるのに役立つものです。それは胸の脂肪も同じことです。筋トレをしたり日常の姿勢を良くしたりするようにしましょう。

    また、筋肉が硬くなっていると胸を外に引っ張ってしまうことがあります。デスクワークや猫背が離れ乳の原因になるのです。
  5. ノーブラの時間が多い
  6. ノーブラの時間が長いと、脂肪が下に垂れて離れ乳になってしまいます。Aカップは、片胸でみかん1個分の重さがあります。Dカップになると片胸でグレープフルーツ1個分の重さです。この重さをなんの支えもなしで吊るしていれば垂れてくるのは容易に想像がつくかと思います。最悪の場合、クーパー靭帯という胸を支えている結合組織が伸びてしまいます。
離れ乳の改善・予防法
  1. 正しくブラを着ける
  2. 筋肉やクーパー靭帯の強度には限度があります。そこで、ちゃんと支えてくれるブラを着けることで確実に離れ乳を予防することができます。夜眠るときや家から出ないときにブラを着けるのが大変だと思うときは、ナイトブラを着けてみましょう。ワイヤーが入っているブラよりも楽で、そして支える機能も比較的確保しやすいというメリットがあります。
  3. ストレッチをする
  4. 背中や肩の骨を動かして、筋肉をほぐしましょう。筋肉があってブラをちゃんとつけていても、筋肉がかたいと引っ張る力に負けて離れ乳を予防することができなくなってしまいます。朝起きたとき、お昼、お風呂上りに肩をぐるっと気持ち良い範囲で動かす習慣をつけると良いでしょう。
まとめ
胸の形が綺麗だと、自分で鏡を見たときにテンションが上がりますよね。どんなサイズでも脂肪がついている限り垂れる可能性はあります。離れ乳や垂れ乳にならないように日々の生活に取り入れられるところから対策を始めてみましょう。
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