サシ飲みとは、1対1の2人きりで飲みに行くことです。
サシ飲みの「サシ」は「差し向かう」という「1対1で顔を向かい合わせること」を意味します。例えば「差しの勝負」といえば1対1で勝負することを言います。つまり「サシ」とは2人きりであることを強調する言葉ということです。
今回は、そんな2人きりであることが明確な「サシ飲み」に誘ってくる人の心理やメリットについて、解説していきます。では、一緒に詳しく見ていきましょう!
目次
- たくさん話ができる
- 普段は聞きずらいことも聞ける
- 恋愛対象として意識しやすくなる
サシ飲みは2人きりで話すことができるため、普段よりも色んな会話をたくさんすることができます。大勢では違う人と話さなければいけないことも多々あり、圧倒的にサシ飲みの方がいろんなジャンルの話をすることができて仲が深まります。
サシ飲みの場は、みんなの前では聞きにくいプライベートな内容も深く話すことができるため、相手の本音を聞きやすいでしょう。これまで知らなかった相手の一面を伺えるのも、サシ飲みのメリットです。
サシ飲みをすると、たくさん話ができるため仲を深まり、サシ飲み相手を恋愛対象として意識しやすくなります。恋愛を進めたい相手を誘うと次のステップへの足がかりとなってくれるでしょう。
- 好意がある
- 完全に友達と思っている
- 夜のチャンスを狙っている
好意がない相手とはサシ飲みをしても楽しくありません。浅い関係性であれば尚のこと、恋愛を見据えていないと時間の無駄とも感じる男性は多数います。つまり、サシ飲みに誘うのは、相手に好意を持っている可能性が高いということです。
恋愛感情を全く持っていないという場合もサシ飲みに誘うことはあります。全く恋愛対象として意識していない人の方が誘いやすいという”奥手男子”によくある行動です。思わせぶりですよね。
大人の関係になりたいという下心を抱いて、女性をサシ飲みに誘う男性もいます。深く知らない男性からサシ飲みに誘われて乗り気になれないときは、断っておいた方がいいかもしれませんね。
- 相手のことをもっと知りたい
- 相談したいことがある
- 気を許している
女性は警戒心が強いので、好意がなく関係性が浅い人をサシ飲みに誘うケースはあまり見かけません。そのため、女性がサシ飲みに誘うときは、恋愛対象としてもっと仲良くなりたいという気持ちがあるからといえるでしょう。
女性は、メッセージや人の多い場所でしづらい相談やお願いをしたいとき、サシ飲みに誘うことがあります。周りの目を気にせず、本音でゆっくり話したいと考えているのです。
女性は、ただ友人として気を許している相手をサシ飲みに誘うこともあります。ただこれは大抵の場合、友人だと思えるくらい仲が良くなった相手にする行動なので、関係性が浅い相手を友人として誘うことはほとんどないでしょう。
- 下心を見せない
- 奢ってくれる
- ソワソワして照れている
お酒が入ると理性が効きにくくなるサシ飲みの場では、下心を見せるかどうかが脈ありを見分けるポイントです。もし相手が下心を見せてこないのなら、本命として大切に思われている可能性が高いでしょう。多くの男性は、本命相手ほど気軽に触れられないものです。
男性がお金を出してくれるのは、かっこいいところを見せたいという気持ちがあることが大半です。大抵の場合は、男性も女性と同様、収入や立場、年齢の差が大きくない限り割り勘で済まします。そのため、おごってくれるのは恋愛対象として見られているからだと思って良いでしょう。
サシ飲み中、相手がソワソワしたり、照れているような不自然な態度を取ったりしているのであれば、脈ありの可能性は大です。いざ2人きりになると照れてしまうのは、男性にもよくあることのようです。
- ずっと楽しそうにしている
- 質問や褒めが多い
- ボディタッチをする
サシ飲みで女性のウキウキした態度がずっと続くようなら、脈ありの可能性があります。笑顔が多かったり、明るく質問をして来たりするのであれば、少なくとも嫌な印象は持っていないでしょう。
女性からの質問や褒め言葉が多いのであれば、相手のことをもっと知りたいと思っているということです。これだけですぐに付き合えるかは判断できませんが、脈ありと思ってアプローチすれば、進展する可能性は高いといえます。
女性がボディタッチをするのは大抵の場合、恋愛的に気になっている相手だからです。気のない相手から勘違いされても困るだけなので、女性は滅多に男性の体に触れようとはしないものです。
- 恋愛トークをする
- 話す量は同じくらいにする
- 少しにぎやかなお店にする
お互いの距離感が近いサシ飲みでは、一歩踏み込んだ会話をして距離を縮めてみましょう。恋愛トークはお酒の場で盛り上がる鉄板の内容なので、お互いの恋愛話に花を咲かせてみてください。
サシ飲みを盛り上げるには、話す量を相手と合わせると良いでしょう。人は聞くことよりも話す方が楽しいと感じやすいものです。一方的に話すのは控え、会話のキャッチボールができるよう意識してみてください。
静かすぎるお店だと、周囲が気になって心から楽しめないことがあります。サシ飲みする場合は少しにぎやかなお店をチョイスすると、お互いに緊張がほぐれて、会話も盛り上がりやすくなるでしょう。
- ドキドキさせるようなことをする
- 押しすぎず引きすぎず
- 相手に合わせすぎない
- 深い話をする
より親密な関係を築きたい場合は、相手をドキっとさせる仕草をさりげなく取り入れてみましょう。よく言われる脈あり行動を取ってみたり、恋愛のタイプを相手に当てはまる特徴にしてみたり、さりげないアプローチが効果的です。
サシ飲みでは押しすぎず引きすぎず、ちょうど良いバランスでアプローチをしていきましょう。恋愛的にちょっと攻めた行動をしたら、次は受け身になってみてください。駆け引きとはいかずとも、相手の出方を見つつアプローチするのは、恋愛的ドキドキを引き出すにはとても効果的です。
どんな価値観を持っていて、どんな恋愛をしていきたいのかを伝えることは、相手に付き合った後を想像させやすくなります。アプローチの仕方も選びやすくなるため、恋愛的願望はあらかじめ言っておくと進展しやすいでしょう。
また、相手の話や行動に合わせすぎてしまうと、距離感を感じさせたり、つまらない人と思われてしまうかもしれません。相手に合わせすぎるのは、一見、相手に気に入られる方法に見えて実はデメリットなのです。
サシ飲みは深い話をするのに良い機会です。出会って間もない場合は深すぎる話は避けつつ、恋愛に関する価値観などを聞いてみても良いかもしれませんね。
- マナーと節度を大切に
- 飲みすぎない
- 急ぎすぎない
サシ飲みは、食事の様子や他の人への態度をまじまじと見られます。お箸の持ち方や店員さんへの態度など、あらゆる面が脈あり脈なしを決める材料となるのです。魅力的な異性として意識してもらうためにも、店員さんへの態度や食事のマナーに気を付けましょう。
お酒を飲みすぎると注意力が散漫になって、お店や他のお客さんに迷惑をかけてしまうかもしれません。また、勢いで一夜を共にするということも十分あり得ます。後悔することがないよう、飲みすぎには注意してくださいね。
気になる人だからといって付き合う前に体の関係を持ってしまうと、セフレ扱いになる可能性があります。サシ飲みでいい雰囲気になっても焦らず、2人の関係性をじっくり育てていきましょう。
サシ飲みは、気になる人と心の距離をグッと近付けるイベントの1つです。深い話ができたり、お互いの人となりを知ることができます。
ただ、勢いに乗って関係を進めてしまうのは禁物です。まずは2人の信頼関係を育む第一歩として、サシ飲みを活用してみてくださいね。