「寝取られ願望」とは、自分のパートナーが他の男性と関係を持つことを望む心理状態を指します。つまり、寝取られ願望がある人は、自分の恋人が自分以外の男性と関係している姿を見て興奮するのです。
寝取られ願望は、全ての男性が持っている性的嗜好ではなく、一部の男性が持っている性癖です。自分とするよりも興奮するらしく、あえて他の人とすることを勧める人もいるのだとか。
しかも、自分が知っている人との行為を求める人もいるそうです。男性よりも浮気に敏感な女性にとっては、理解し難い好みかもしれません。
今回は、そんな寝取られ願望を持つ男性の心理について解説していきたいと思います。では、一緒に見ていきましょう!
目次
- 嫉妬したい
- 彼女の未だ知らない顔を見たい
- マンネリを解消したい
- 気持ちを確認したい
- 自分を開拓したい
寝取られ願望を持つ男性は、自分のパートナーが他の男性と関係を持つ姿を見て嫉妬を楽し見たいと思っています。嫉妬する=愛情があるということを認識したいのです。
根底には「彼女は自分以外を好きになることはない」という自信があり、自分のテクニックや自分とのエッチにも自信があります。相手の気持ちは関係なく、あくまで自分が興奮するための”寝取られ”なのです。
寝取られ願望を持つ男性は、彼女が自分には見せたことのない様々な顔を持っていること期待しています。そしてその知らない顔を見せて欲しいと思っています。
自分の知らない顔を見るためには、自分以外の男性との関係を持ち、その場面を見ながら女性が感じる様子を観察する必要があると考えているのです。
相手のすべてを知りたいという独占欲がつよいのでしょう。
男性はマンネリを打破するために、寝取られ願望を抱くことがあります。パートナーが別の男性に興奮する様子を見ると、背徳感や嫉妬心など今まで感じたことのないような気持ちを抱くことができます。その芽生えた感情によって、マンネリを脱することができると信じるのです。
つまり、こういった思いで寝取られ願望を持つ男性は、パートナーを軽視するためではなく、むしろパートナーを大切にしたいと思っているのです。
寝取られ願望を持つ男性の中には、パートナーの本当の気持ちを確かめたいと考えている人がいます。つまり、自分を本当に愛してくれているのかを知りたいのです。そのために、彼らはときに他の男性との関係を望んでしまうのです。
そんな男性が見ているのは次のようなところです。「自分以外の男性に興味を持つかどうか」「行為中にどんな思いで自分のことを見るのか」こういったことをを知ることで、彼らの不安は解消されるのです。このような心理は複雑なものですが、彼らにとっては重要なことなのです。
寝取られ願望を持つ男性の中には、自分自身を探求したいと考えている人がいます。寝取られている場面を見ると、激しい嫉妬や意外な自分の一面に気づくこともあります。自分が好きな女性が他の男性と関わることで、その状況における自分の感情や反応を知って自分の新しい側面を見たいと思っているのです。
こういった男性は自分自身に興味があり、自分の体や心についてさらに理解を深めたいと考えています。そのため、寝取られ願望のような常識の範囲を超えた刺激や経験を求めることもあるのです。
寝取られ願望のある男性がもっとも興奮するシチュエーションは、別の男性が知り合いの場合です。
男性の学生時代からの友人、今の職場での同僚、ほかにも男性と女性の共通の知り合いや友達など、近しい人を選びたがる理由とはいったい何なのでしょうか。
- 嫉妬しやすいから
- 誘いやすいから
近しい人ほど嫉妬の感情は湧きやすくなります。知り合いとパートナーの関係性を想像しやすく、自分の中で2人の気持ちを妄想しやすいのです。
たとえば、「夫に冷たくされて悲しんでいる妻が、夫に振り向いてほしくて夫の親しい友人と寝た」というシチュエーションを想像します。この妄想によって、嫉妬心や妻に好かれている喜びを感じて興奮できるのです。
ドラマやマンガを見ているような感覚に似ているかもしれません。
単に知り合いのほうが、奇妙な状況に誘いやすいという理由で知り合いの男性を選ぶこともあります。見ず知らずの人に頼んで、もしものことが起きるという心配も少ないというのも利点です。
寝取られ願望を持つ男性への対処法は次のふたつしかありません。
- 願望を叶えてあげる
- はっきり断る
寝取られ願望は性癖なので、無理に変えようとしたり抑え込ませようとすると余計に欲が膨れ上がってしてしまいます。なぜ寝取られたいのかを理解して、叶えてあげられなさそうならきっぱりと断りましょう。
「寝取られ願望」と聞くと、映画やドラマの中だけの話と思ってしまいます。実際には、男性の中でもかなりの一定数が持っておる願望のひとつです。
では、女性としては必ず叶えてあげないといけないのか?決してそうではありません。相手の男性の癖にどこまで付き合うかは女性次第です。受け入れられないなら、無理にする必要はないのです。
女性も同じように刺激を求めたいのであれば、また話は別です。関係を持った末に気持ちが動いてしまったらどうするかまで考えて話し合っておくことも大切です。