
目次
体の相性とは
体の相性とは、セックスの相性のことを指します。性的な関係を持つパートナー同士が、お互いの身体的な特徴や性的嗜好が合っているかどうかということです。
男性は、性的な快感や好みが合っていて、持続力が持つかが相性のポイントにしていることが多いようです。一方女性は、セックス中のリズムやスタイル、気持ちを感じるかなどを重要視する傾向があります。もし体の相性が悪いと、お互いに快感が得られず、リズムが乱れて、最終的にはセックスレスになってしまう可能性も出てきます。
しかし、体の相性は個人差が大きく、相性は人それぞれに異なります。ひとりよがりではなく、お互いで高めていくものです。そのため、お互いのコミュニケーションが重要なのです。
見るべきポイント①相手を求めるタイミング
体の相性が良い場合は、お互いに求めるタイミングが合うことが多いです。
例えば、「今日は疲れてるから早めに寝たい」や「今日はそういう気分なんだけどな」など、お互いの気持ちがぴったりとシンクロしていると、体の相性は良いと言えるでしょう。なぜなら、同じ気持ちで、心が通じ合っているからです。
一方で、考えていることが別々の場合、どちらかが無理をするか、我慢しなくてはいけません。お互いのタイミングが合うことで、相手のことを誘いやすく、同意もしやすくなります。また、盛り上がった状態でのセックスは、お互いに充実し、幸せな気持ちになりやすく、幸せを感じることができるでしょう。そのためタイミングが同じかどうかは重要なポイントです。
見るべきポイント②お互いの性癖・フェチ
性癖やフェチ、趣味嗜好が同じであることも、体の相性が合っているポイントです。なぜなら、性癖があっているほうが、お互いに満足したセックスを体験できるためです。
逆に、性癖が全く違う者同士だと、満足できずセックスレスになるか、ストレスで別れの原因にもなるでしょう。だたし、セックスに関する趣味嗜好は、かなりのデリケートな問題です。相手へ伝えるのも、告白するのも勇気が必要でしょう。もし、理解されず、引かれてしまったら…とも考えて、言わずに無理をしているケースも。
相手の性癖を見分けるには、さまざまなパターンでセックスをしてみることです。今回はここを変えてみよう、次はこうしてみよう、など相手の反応を見ながら試行錯誤をしてみましょう。
見るべきポイント③挿入時のフィット感
特に男性が気にする挿入時のフィット感も、体の相性を見きわめるポイントです。フィット感がお互いに心地よいと、相性が良いと言えます。
男性側は、ちょうど良い締付け感や、ぬれ具合、深さなどがポイントになりやすいです。一方女性側は、サイズ感や形、固さがポイントでしょう。もし、挿入時に緩い・キツすぎると感じる場合や、途中までしか入らない、入っている感覚がないのなら相性は合っていないかもしれません。
ただし、お互いに初めて体を合わせるときは、恥ずかしい感情や慣れないケースもあるでしょう。1回目がダメだったからといって、必ずしも体の相性が悪いとは言い切れません。あまりにもお互いのサイズが違いすぎる場合以外は、話し合いや工夫することで改善が可能です。
見るべきポイント④性欲の強さ
4つめは性欲の強さが同じかどうかです。
例えば、相手が一度果てた後も何度も求めてこられると、嬉しい反面、毎回も続くと疲れてしまいますよね。女性は何度もイけますが、男性は一定のインターバルが必要です。女性が何度も求めても、男性は期待に応えることも難しいですし、もし挿入以外で期待に応えたとしても体力的に厳しい問題があります。同じように男性が1晩中何度も求めても、女性側は痛みや苦痛を感じるでしょう。これは相性が悪いケースです。
一方、1回のセックスで求める回数が同じくらいや、1週間や1カ月にしたい回数がお互いに同じくらいだと、相性が良いと言えるでしょう。お互いが、自分本位にならず、思いやることが大切です。
見るべきポイント⑤何回しても飽きない
マンネリ化せず、飽きがこなければ、体の相性は良いでしょう。もし、マンネリ化したり、毎回同じルーティーンであったりすると必ずセックスレスに陥ってしまいます。
本当に相性が良ければ、体を合わせれば合わせるほど、お互いをより深く知ることができ、とても充実したセックスライフを送ることができます。むしろ、このような相手を見つけると、ほかの人には目移りすることはないでしょう。何度セックスをしても、「またこの人とセックスをしたい」、「何度も愛し合ってもまたセックスがしたくなる」というような場合はとても体の相性がいいと言えるのではないでしょうか。
また、このように相性が良い相手というのは、お互いに探求心が強い傾向にあります。相手のことを考えて、行動するのがマンネリ化には有効です。
見るべきポイント⑥キスや肌質の心地
キスや肌質が心地良いと感じる場合も、相性が良いポイントです。
例えば、手をつないだときや、ハグをしたときに、「しっくり感」があると相性が良いと言えるでしょう。また、相手の肌に触れていると安心したり、ずっと触れていたいと感じたり、温度が心地よいと感じると、「肌が合う」と言うように相性が良いとされています。
そして、キスの相性も重要です。キスをするだけで、体の相性が分かるという人も多くいます。唇の形や厚さ、キスのタイミングやスタイルなど、ずっとキスをしても飽きない場合は相性が合っている可能性が高いでしょう。お互いが触れ合ったときに、安心でき、心が穏やかで幸せを感じられるなら、とても良い関係性を築けるでしょう。
見るべきポイント⑦体臭
体臭はとても重要なポイントです。相手の体臭が苦手と感じるカップルは長続きしません。これは、遺伝子の問題だと結論が出ています。
ヒトは自分と遠い遺伝子を取り込もうとする性質があります。もし、近しい遺伝子を取り込み、こどもをもうけた場合の問題が発生するのを防ぐためです。そのため、自分と似た遺伝子を持つ相手の体臭を「苦手だ」と感じるようになっています。また遺伝子以外では、食生活の偏りで、体臭に問題が発生しているケースもあるでしょう。
遺伝子が問題の場合は、対処のしようがありません。潔く諦めて他の恋人を探したほうが良いでしょう。もし、食生活が問題の場合は、改善することができるので、健康のためにも取り組んでみましょう。
合わないときの改善方法①よく話し合う
もし相性が合わない場合は、相手とよく話し合いましょう。「どういうことをしてほしいか」「どこに不満を感じているか」など、本音で話をすることが大切です。伝えるときのポイントは、相手を思いやり、傷付けずに話しましょう。
例えば、触る力が強く痛いときは「もうすこし優しく触ってほしい」というように、「痛い」や「下手だ」というワードを控えてみましょう。一方で良かったポイントがあれば、お互いにどんどん共有すると、より充実したセックスになるでしょう。「ここが良かった」「これぐらいの回数がベストだね」など、話し合う事でお互いを知ることができます。
相手の思っていることをくみ取る力も必要ですが、言葉に表したほうがよりよく伝わるでしょう。
合わないときの改善方法②回数を増やしてみる
改善方法の2つめは、思い切って回数を増やしてみることです。
トライアンドエラーと考え方は同じで、回数をこなすことで、お互いにすり合わせを行うというもの。ただし、ただ単に回数を増やすだけではいけません。行為中にお互いの本音を伝えあって、都度改善をしていくことが大切です。そのためにも、相手の反応をよく観察し、少しでも嫌な顔や痛がる素振り、納得していない気配を感じたら「いまのはどうだったかな?」と気遣ってみましょう。
そこで問題があれば、すぐにフィードバックして実践に落とし込むことで、改善が期待できます。具体的には、力の入れ具合や、理想のスタイル、方法、嫌なことを正直に言うことが大切です。
合わないときの改善方法③やり方を変えてみる
やり方を変えてみるのも改善方法の1つです。
例えば、刺激を求めてみるのはいかがでしょう。アダルトグッズを使う、SMプレイをする、キッチンや車中などのベッド以外の場所、いつもとは違う体位やプレイスタイルなどです。やり方を変えることで、いままで気づけなかったお互いの興奮ポイントや、気持ちの良いポイントを知ることができます。いままでの経験で蓄積されたデータを消去して、肯定概念を捨ててみましょう。
まずは、「相手のセックスの好みをゼロから知っていく」つもりで始めるのがポイントです。それにより、マンネリ化がなくなり、新しい発見につながるでしょう。より深く知ることで相手を信頼できるようにもなります。
まとめ
セックスは自分本位ではなく、相手と作り上げるものです。パートナーとのコミュニケーションを通じて、お互いがより楽しめる方法を探っていきましょう。
もし、いまのパートナーと体の相性が合わないと悩んでいても、今回紹介したポイントや解決策を試してみてください。体だけではなく、心のつながりを大切にしてよりよいセックスライフを楽しんでくださいね。