「尊い」とは？オタク用語・本来の言葉の意味、例文を紹介！

好きなアイドルやアニメキャラクターが、ステージの上や画面上などで魅力を発揮している姿を見るときは、推しが尊く感じる瞬間の一つです。ファンにとって、「もっと応援していこう」「やっぱり私の最推し（一番応援している人）はあの人だけだ」と思わせてくれる至福のひとときでしょう。

例えば、応援しているアイドルがダンスや歌を必死に練習する姿を見たとき、パフォーマンスが上手になったのを見たときには、尊さを感じるものです。デビュー当時と比べて成長を感じると、「応援していてよかった」と達成感や母性のような感情を抱くこともあるでしょう。

推しのギャップが見えるときも、推しが尊いと感じる瞬間の一つではないでしょうか。例えば、ステージ上では完璧なのに日常ではおっちょこちょいな面が見えたときに、何とも言えない可愛さを感じるものなのです。

推しのことを改めて尊敬できるときも、推しに尊さを感じる瞬間の一つでしょう。たとえば、本業はアイドルだけど社会貢献に関心があって行動しているときなど、「どこまで天使なんだ」と心を打たれるファンも多いのです。

てぇてぇとは、「尊い」の砕けた言い方で意味は同じです。推しに対して気持ちが盛り上がってきたときに、気の合う仲間内で使うケースが多いようです。

エモいとは、エモーショナルの略です。感情が高まることを指し、嬉しいや楽しいという気持ちだけではなく、感動したときの心情も含まれています。

天使とは、素晴らしい、素敵、好きといった意味を含める称賛の言葉の1つです。天からやってくる尊い存在である使者である天使を推しを例えており、推しへの最上級の言葉といえるでしょう。

琴線に触れるとは、物事に対して感動を抑えきれない様子を指します。心に響く、気持ちを揺さぶられるといった言葉と同じ意味合いで使われます。

「尊い」の本来の意味は、価値や身分が高いことを指します。神聖で近づきにくい存在といった意味を含む言葉が類義語にあたります。

●「気高い」
　気品があり、上品に見える人を指します。
●「崇高」
　存在が尊く、気高さを持った人を指す言葉です。

「尊い」の対義語には、次のような言葉が当てはまります。

●「卑しい」
　品にかけており、言動が下品なことを表しています。貧しい・みすぼらしいといった意味合いでも使われています。
●「下品」
　品性や知性に欠けていることを指している言葉です。態度や言葉遣いに対して使われるケースも多いでしょう。