追いLINE(おいライン)とは、返信が返ってくる前に相手にLINEを送ることです。「追撃LINE」とも呼ばれます。
ここで言う「追い」とは、追伸という意味の「追い」を言います。そのため「追いLINE」は主に、メッセージを付け足す、相手の返信を促すという意味で使われます。
例えば、LINEの雑談で相手からの返信が無くなったときに「あれ、返信止まったね?」と追加でメッセージを送ることを追いラインと言います。他にも、話題に一旦区切りがついた後、別の話題を振ったり、話を広げようとしたりするためのメッセージも追いLINEと言います。
友人間や家族間ではあまり気にならない追いLINEですが、恋愛ではデメリットがあるといいます。では、どのようなデメリットがあるのでしょうか。では一緒に、追いLINEについて詳しく見ていきましょう。
目次
- 返信が欲しいから
- 暇だから
メッセージのやり取りが止まったことに不安を感じたときに、追いLINEをする人がいます。相手がただ忙しくて返信をしている暇がなかっただけであっても、そのことを知りようがないため、無視されているのではないかと不安になってしまうのです。
単純に暇で時間を持て余しているから追いLINEをして暇をつぶそうとする人もいます。独り言をつぶやくSNSのようにメッセージを送っているのです。
- 束縛だと思われる
- 追う恋になる
- 重荷になる
追いLINEで返信を促されると、束縛されてる気持ちにさせてしまうことがあります。仕事の話でない限り、返信のタイミングはそれぞれ自由です。男女問わず、返信をする気があっても返信が遅い人はいます。そのペースを尊重できないのであれば、相手から苦手意識を持たれても仕方ないかもしれません。
追いLINEをすると、恋愛の主導権があちらに行きます。自分より相手の恋愛感情のほうが大きいのかもしれないと思われて、向けられる好意にあぐらをかいてしまうのです。追いLINEはせず余裕を見せて、相手の気持ちが高まるのを待つほうが、追われる恋愛になります。
頻繁に返信を促されるとそれを重荷だと思う人もいます。「早く返信しないと」「何返したらいいか分からいけど適当に送っちゃえ」と思わせてしまうのです。メッセージのやり取り自体に苦痛を感じるようになってしまうかもしれません。
- 「返信ないけど大丈夫?」
- 「なんで返信してくれないの?」
- 「おーい。LINE見てる?」
「返信ないけど大丈夫?」というメッセージは、心配している雰囲気を出してはいますが、返信を急かして束縛しようとしているように受け取られかねない文章です。
「なんで返信してくれないの?」のように、まるで責めているような印象を与える一文は避けたいところです。仮に、責めている気がないとしても、責めているように見える文章となってしまうことがあります。
「おーい。LINE見てる?」は、相手からの返信が当たり前かのような印象を与えてしまう一文です。また、上から目線の雰囲気を感じさせてしまうため、タイミングや意志を尊重できていないイメージを持たれてしまうかもしれません。
- 考えすぎているから
- 面倒臭いから
- 忘れていたから
- 自分のタイミングで返したい
LINEの返信が遅いのは、もしかしたら返信内容に迷っているだけかもしれません。返信スピードはそれぞれで、適当に返信したくない人やじっくり考えてから返信したいタイプの人もいます。
こういうタイプの人は、催促するとすぐに返信を返してくれるかもしれませんが、内心面倒くさいと思っています。追いLINEをするのは避けた方が良い相手でしょう。
面倒臭いからという理由だけで返信が遅い人もいます。この手の人は、残念ながら脈なしの可能性が高いと思われます。
LINEのやり取りが苦手な人でも、好きな人や気になる人からの返信には1~2日できちんと返します。数日間放置されるようなら、完全に脈なしと捉えて次のステップに進んだ方がいいかもしれません。
脈なしかどうかを判断するために、追いLINEをしてどんな返信が来るかを試すのも良いでしょう。ただそのときは、脈なしだということが分かって傷つく可能性があることを念頭に置いていてくださいね。
仕事やプライベートが忙しいときに連絡が来ると、返信を後回しにすることがあるかと思います。相手も同じく、忙しくて返信を後回しにしているだけかもしれません。
マメな人や返信を早く返すことが愛情だと思っている人は「後で返す」「難しい」と伝えてくれます。そういう人でなければ、メッセージを確認した後、数時間返信を忘れているということも十分あり得ます。
もし相手もLINEを続けたいと思っている場合はそのうち返信が来るので、焦らずに気長に待つようにしましょう。
連絡する気はあっても、自分のタイミングで返信したいと思って返信が遅くなる人もいます。自分のタイミングで返したいという思いは、面倒臭い気持ちと重なるところはありますが、少しニュアンスが違います。
自分のタイミングを大切にする人は、いわば「自分の時間を優先にしたい」と思っている人です。脈あり・脈なしは関係なく、その人の性質なので、好意がある相手であっても返信速度は変わりません。
睡眠を取りたいとき、趣味の時間にあてたいとき、社交的な気分ときなど、その人の時間を大切にするようにしましょう。
- 他のことに意識を向ける
- 相手の返信速度を理解する
- 他の人と連絡を取る
どうしても返信が気になってしまう場合は、メッセージのやり取り以外のことに意識を向けてみましょう。趣味や友人との付き合いなど自分の時間を充実させてみてください。
相手の返信の速さをよく見て、ペースを理解するようにしましょう。返信までにどのくらい時間がかかるのかを分かっていれば、返信が来ない時間にやきもきすることがなくなるでしょう。
特定の人とだけやり取りをしていると、返信速度がどうしても気になってしまうものです。追いLINEをしないようにするためには、友人や家族とのLINEを楽しむのも良いでしょう。
相手からの返信を催促する追いLINEは、恋愛にとってデメリットも多いものです。好きな相手だと返信スピードが気になってしまいますが、より良い関係性を築くためには、相手のペースを理解して楽しくやり取りを行うと良いでしょう。