そんなバックに苦手意識を持っている女性は多いでしょう。けれども、男性からするととても満たされ、快楽を得られるものだといわれています。そんなバックの魅力や、バック時に女性が何をすればいいのかについてご紹介いたします。
そもそもバックが好きな男性は多い?
男性はバックを好む方がとても多いといわれています。その理由の一つに「動きやすい」という点があります。
正常位に比べると、後背位は男性の自由度が増す体位になります。そのため自由に動きやすく、疲れにくく、長時間快楽を得やすいのでしょう。また、体制的に奥深くにまで入りやすいという点もあります。
女性と向き合い目が合うと緊張する、という男性もいます。女性の後ろ姿を眺める後背位は緊張せず快楽に没頭できるという部分も男性に人気な理由の一つでしょう。
バックの良さは?
ここでは女性視点でのバックのメリットについてご紹介いたします。
①女性が膣イキしやすい
まず第一に、膣での快楽を得やすいという点があります。バックは奥深くまで挿入できる体位、そのため、中での快楽を得やすく膣でイキやすいといわれています。正常位でオーガズムを達したことがないという人は、是非バックに挑戦をしてみてください。
②ポルチオを開発しやすい
次に、ポルチオの開発にも効果的だといわれています。性感帯の一つであるポルチオは、膣で何度か絶頂を感じることでポルチオでも感じられるようになるといわれています。
ポルチオを開発することで、普段以上のセックスの快楽を得られます。バックを開発すればするほど、どんどん女性の快楽が増していきます。
③体位の変更がしやすい
最後に、体位を変えやすいというメリットがあります。
バックは男性が主体となって動く体位です。そのため、挿入をしたままさまざまな体位に変えやすいのでしょう。
普段のセックスがマンネリ気味になっている人にもおすすめなのがバックなのです。
意外に多いバックの種類
一言にバックといっても実はさまざまな体位があります。
ここではおすすめのバックの体位についてメリットも含めて説明をしていきたいと思います。他にもたくさん種類がありますので、興味のある方は是非調べてみてくださいね!
①立ちバック
立ったまま後ろから挿入する体位で、ベッドから離れた場所でも行える体位です。女性器の刺激がしやすいので双方のメリットを感じられるでしょう。
ただし、身長差のあるカップルは立ちバックが難しい部分があります。
②寝バック
女性がうつぶせ状態になり、そこに男性が覆いかぶさる形で挿入する体位です。女性が足を閉じた状態で行うので普段よりもしっかりと締め付けることができます。
また、お互いに楽な姿勢で行うため、快楽に集中しやすいというメリットがあります。
③上体反らしバック
こちらはどんな体位か想像できない人もいるかと思いますが、男性が女性の方や腕を掴み、引っ張るようにし、それによって女性が上半身を起こして行う体位になります。
女性器を刺激しやすい、挿入が深いなどのメリットが感じられる体位です。少し強引に体を反らされるので、Mな女性からしたら、さらに興奮する体位です。
バックで挿入中、女性ができること
バックは後ろ向きで完全に受け身の姿勢で行う体位です。バックの最中、女性はどんなことをするべきなのでしょうか?
①お尻を突き出す
まず、お尻をしっかりと突き出すことを意識しましょう。男性のほうを見れないと不安になりますよね。けれども、しっかりお尻を突き出すことで奥深くまで挿入しやすくなります。
また、自分で気持ちの良いポジションを探しやすくなるでしょう。
②同時にクリトリスを刺激してもらう
次に、クリトリスを刺激してもらうようにしましょう。
バックは膣イキがしやすい、と言われていますが、慣れないうちはなかなか膣イキをすることができません。男性に協力をしてもらってクリトリスを刺激することで、女性もより快楽を得やすくなり、バックへの苦手意識も減ってくるでしょう。
③最初はゆっくり、徐々に激しくしてもらう
最後に、最初はゆっくりと動いてもらうようにしましょう。
バックは男性の自由度の高い体位です。自由に動けるからといって、激しく動きすぎる男性もいます。女性が安心して受け入れるためにも、まずはゆっくりと慣らしてから行うようにしましょう。
慣れてきたら、徐々に速度を速めるようにお願いをしてください。自分の希望を伝えながら、痛いときや刺激が強すぎるときはきちんと女性から伝えるようにすると、気持ちの良い「バック」を体験することができます。
まとめ
「正常位」しかしたことがない」というカップルも少なくはありません。
けれども、体位を増やすことで普段のセックスのマンネリを解消したり、新たな快楽を見つけることができます。
バックは怖い、不安、痛い、という印象を抱く女性も多いでしょう。けれども、男性と話し合いながら進めていくことで今までにないような快楽を得られるようになります。
まずは少しずつ、バックにチャレンジしてみましょう。相手と相談をしながら、あなたにぴったりのバックスタイルを探してみてください。