キスマークとは?
キスマークとは、肌を強く吸うことでできる「あざ」のことです。

正式名称では「吸引性皮下出血」と言い、唇で強く吸い続けた部分に内出血が起こり、あざとなって残るのがキスマークのメカニズムです。つけるのが多いのは、首筋や太もも、胸などの柔らかく吸いやすい場所です。

キスマークを上手に付けるためには、ちょっとした「コツ」が必要です。次でキスマークの付け方をご紹介しているので、一緒に見ていきましょう!

キスマークの付け方の種類

キスマークを付ける方法は「吸う方法」と「噛む方法」の2種類があります。

一般的な付け方として知られているのが「吸う方法」です。肌を吸い続けることでキスマークのあとを付けていきます。ただし、きれいにキスマークを付けるためには、吸うときの力加減が必要です。色の濃さや大きさの調整など、慣れないうちは難しいかもしれません。

噛む方法とは、甘噛みしてキスマークを付けていきく方法です。少し強引な方法ですが、簡単にキスマークを付けることができます。吸う方法でキスマークが付かなかったときの代わりに使ってみてください。ただし、甘噛みの力が強いと痛みを感じやすいので、力加減に注意してくださいね。
キスマークを付ける手順

  • 1唇を潤わせる
    唇が濡れていることで肌と密着しやすく、吸いやすくなります。キスマークを付けるときは、あらかじめ唇を潤わせておきましょう。ただし、濡らしすぎるとうまく吸えないので、適度に湿らせておくことがポイントです。
  • 2唇をすぼめる
    キスマークは、肌を強く吸うことで付けることができます。そのため、唇を大きく開けた状態では吸いつく力が弱くなり、キスマークを付けることができません。唇をすぼめて、吸いやすい状態にすることがポイントです。
  • 3唇を肌に密着させて吸う
    肌と唇の間に隙間があると、肌を吸うときに空気が入ってしまいます。そのため、上手に吸うことができず、吸う力も弱くなってしまうのです。キスマークを付けるときは、唇をすぼめた状態で肌にしっかり密着させましょう。
  • 4付くまで数回繰り返す
    キスマークに慣れていない人や初めてチャレンジする人は、力加減がわからずあとが付きにくいことも多いです。キスマークが付くまで何度か繰り返すと、きれいなキスマークを付けることができるかもしれません。
  • 5付かないときは甘噛みする
    何度も吸っているのに、なかなかキスマークが付かないときもあります。そんなときは甘噛みしてみましょう。ただし、強く噛むと痛みを感じてしまいます。キスマークを甘噛みで付けるときは、力加減に注意しましょう。
キスマークを付けやすい位置
  1. 首筋・鎖骨
  2. 皮膚が薄く吸いやすいため、あとを付けやすい部分です。また、セックスのときに付けやすい場所でもあります。
  3. 二の腕
  4. 皮膚が柔らかいため吸引しやすく、あとが残りやすい部分です。付けてもバレにくい場所なので、隠したい人にオススメです。
  5. 太もも内側
  6. 皮膚が薄く柔らかいので、キスマークを付けやすい部分です。人目につかず、あとが付いても支障がでません。
  7. 皮膚が柔らかく弾力があるため、キスマークが残りやすい場所です。セックスの前戯の流れで付けやすいでしょう。
  8. 下腹部
  9. 下腹部も皮膚が柔らかく吸いやすいので、あとが付きやすいです。お腹なら人に見られる心配はありません。
キスマーク応用編
  1. ハート形を作る
  2. 2つのキスマークを組み合わせることで、ハート形を作ることができます。斜めにキスマークを作ったあと、反対側にも同じようにキスマークを付けることで、ハート形になります。その際、縦長のキスマークを付けるように意識しましょう。
  3. 消えやすいキスマークを付ける
  4. 薄いキスマークは消えやすいので、相手へ配慮したいときや人にバレたくないときにオススメです。通常のキスマークよりも吸う力を弱くすることがポイントです。そうすることで、消えやすいキスマークを付けることができるでしょう。
キスマークを付けるときの注意点
  1. 相手の同意を得る
  2. キスマークは、付ける場所によって周りから見えてしまうため嫌がる人もいます。その場の雰囲気でついキスマークを付けてしまう場合もありますが、相手を困らせないためにも必ず同意を得てから付けるようにしましょう。
  3. 痛がっているときはすぐにやめる
  4. キスマークは内出血です。強く吸ったり甘噛みすることで、痛みが出てしまうこともあります。もし、キスマークを付けているときにパートナーが痛がっているようなら、すぐにやめましょう。あとが消えず残ってしまう場合もあります。
  5. 長時間同じ場所に留まらない
  6. あとが付かないからと、何度も同じ場所を吸い続けることは避けてください。強く吸い続けることで、パートナーの肌を傷付けてしまう可能性もあるでしょう。長い時間吸い続けることで痛みが出やすく、ムードも台無しになってしまいます。
  7. 義務感でやらない
  8. キスマークは愛情表現の1つであり、義務感で行うことではありません。キスマークを付けることが目的になっていませんか?セックスの義務として行うのではなく、相手への愛情を伝えるための方法ということを忘れずに行いましょう。
部位別|キスマークの意味
  1. 首筋
  2. 首筋は人の目に付きやすい場所であり、キスマークが目立ちやすいです。首筋へのキスマークは、相手への執着心を表します。また、周りに関係を隠している場合は、周囲に自分たちの関係を公表したいといった気持ちもあるようです。
  3. 首筋と違い、噛みつくように喉へキスマークを付けるときは、欲求の表れだといわれています。また、喉も人から目に付きやすい場所なので、「関係を皆に知らせたい」「自分のものだと知らせたい」といった、独占欲から付ける場合も多いようです。
  4. 胸は他の人から見られることがない部分です。プライベートゾーンであるため、胸へのキスマークは「浮気防止」や「浮気相手への威嚇」といった意味があるようです。また、「誰にも渡さない」といった心理的理由もあるとされています。
  5. お腹
  6. お腹は柔らかく、キスマークが付けやすい部分です。お腹にキスマークを付ける意味としては、パートナーへの「甘えたい」といった気持ちが現れているようですね。もしかすると、安心感を求めて、あなたに対して甘えてたいと思っているのかもしれません。
  7. 背中
  8. 背中や腰などは自分から見えない部分です。背中にキスマークを付けてくる場合は「気分の高まりによるもの」が大きいでしょう。また、服を脱いだときに他人から見やすい場所なので、自分の存在を他者へアピールしたい気持ちの表れでもあります。
  9. 太もも
  10. 太ももへのキスマークは、パートナーへの「支配欲」を表すといわれています。S気質の男性に多く、「優位に立ちたい」との思いから、太ももにキスマークを付ける場合もあるでしょう。また、単に太ももフェチの場合もあるようです。
  11. 腕へのキスマークは、あなたへの愛情の表れともいわれています。パートナーのことを大切に思っているからこそ、付けても困らない腕にキスマークを付けるのでしょう。また、心理的にも相手を愛おしく思っている場合、腕にキスマークを付けるようです。
  12. 手・手の甲
  13. プロポーズをするとき、男性が女性の手の甲にキスをするシーンがあるように、手の甲へのキスマークも相手に深い愛情を感じている現れです。あなたに対し、愛情や尊敬を抱いている場合に付ける箇所なので、将来的なことも考えているかもしれません。
  14. 足の甲
  15. 足の甲へのキスマークは「支配されたい」といった気持ちを含んでいます。支配されたい、命令されたい、などの理由から、足の甲へキスマークを付けるのでしょう。M気質のある男性に多いですが、同時に足フェチの人も好む部位でもあります。
まとめ
キスマークは、パートナーへの愛情表現の一種です。付ける箇所によってさまざまな理由があるでしょう。キスマークの位置を元に、パートナーの気持ちを読み解くことで、より良い関係を築くことができるかもしれませんね。
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