不安になったり、幸せを感じたり、状況によってさまざまでしょう。今回は、好きな人が頭から離れない理由を、片思い編と両想い編に分けて解説します。
目次
片想い編・理由① 相手の気持ちを知りたい
片思い中は、相手の気持ちが知りたくてウズウズしてしまいがちです。
特に相手と頻繁に気軽な連絡がしづらいときは、余計に気になってしまいます。
このようなときは「両想いだという確信を得たい」、「相手の気持ちを確認したい」という思いが強く出ている証拠。
強く思うがあまり、日常のさまざまなシーンで相手のことを思い出して考えてしまうのです。
相手に自分の気持ちをストレートに伝えられる勇気があれば別ですが、もしフラれてしまったら…と考えると、怖くて勇気が出ないのも当たり前です。
そのため、モヤモヤしたりヤキモキしてしまいます。
片思い中の初期の時期では仕方のないことだと思って、受け入れましょう。
時間が解決してくれます。
片想い編・理由② 頭の中でシミュレーションしている
2つめの理由は、頭の中でいろいろなことをシミュレーションしているからです。
例えば、「もしデートに行くなら〇〇に行ってみたいな」「もし付き合ったらこんなカップルになりたい」「もしキスをしたら!?」と、妄想が膨らんでいるケースです。
相手との進展を夢見て、想像したり妄想したりする時期はとてもワクワクしますよね。
あるいは、「次に会ったらどんな風に話しかけようか」、「どんなアタックをすれば効果的なんだろう」と、作戦を練っている最中でもあります。
このように、次々にシミュレーションをしているときは、四六時中相手のことで頭がいっぱい。
寝ても覚めても相手のことを考えがちです。
また、この時期は相手もあなたが意識していることに薄々気づいているかもしれないので、次に会うときはめいっぱいオシャレをしてデートに臨みましょう。
片想い編・理由③ 相手の言葉を反芻している
片思い編最後の理由は、相手の言葉を繰り返し反芻しているから。
意中の相手との出来事や相手の言葉を何度も思い返して、余韻に浸ることはよくあることでしょう。
好きな人との記憶が風化しないように、一言一句思い返して幸福感を高めているのです。
相手が何気なく言った「かわいいね」「その洋服似合ってるね」「このケーキおいしいね」「そういえばあんなことがあってさ」…など、どれもあなたにとってかけがえのない思い出です。
これらの会話を思い返し、「相手の真意は何だったんだろう」、「〇〇は好きみたいだけど、よく似た〇〇は嫌いなのかな?」と、相手のことを考えてしまうのは片思いあるあるです。
このように会話が弾んで楽しい思い出ができると、もしかしたら付き合うことができるかも!と希望が見えてきてワクワクしてしまいますね。
両想い編・理由① 幸せが壊れないか心配だから
さて、ここからは両想い編の解説です。
1つめは、幸せが壊れないか心配で相手のことが頭から離れないケースです。
これは、今が幸せであるあまり、失うことへの恐怖心を大きく抱いている証拠でしょう。
実は、人は一度手に入れたものは失いたくないと思うような「保有効果」といった心理現象があったり、定着した何かを変えたくない「現状維持バイアス」などの心理効果が働くのです。
保有効果は、人は「もらう」ことよりも「失う」ことに対して大きく感情が動く傾向にあり、一度手に入れたものを手放すことに対して恐怖心や拒絶反応を起こします。
一方の現状維持バイアスも、新しいことや知らないこと、怖いことは受け入れたくなく、いままで通りに過ごしたいと考える心理効果です。
そのため、何かをなくしたり何かが変わることに恐怖心を抱いてしまうのは、自然なことなのです。
両想い編・理由② 浮気が心配だから
両想い編の2つめは、浮気の心配があるから。
彼がモテるタイプであったり、女友達や知人女性が沢山いるなど交友関係が広く、いつでも浮気できるような環境にいる場合に特に起こります。
例えば、彼の職場に彼の元恋人がいる、彼がよく飲みに出かけるなど、心配事が尽きない環境や行動が多ければ多いほど、相手のことが頭から離れなくなってしまうのです。
常に心配がつきまとうと、ついつい「浮気」を疑ってしまいます。
しかし、ペンシルバニア大学での研究で、心配事の79%は実際には起こらないという実験結果があるのです。
また、16%の出来事は事前に準備をしていれば対処が可能で、実際に心配事が現実化するのはたったの5%。
そのため、あまり悩まずに過ごすことをおすすめします。
両想い編・理由③ 好きでいてくれてるか不安だから
最後の理由は、好きかどうか不安だからです。
「自分の方が想いが強いのではないだろうか」「相手は自分を好きでいてくれるか不安」と思っているときは、相手のことが頭から離れないでしょう。
相手からの「好き」アピールが少なかったり足りていないといった状況が、頭を悩ませる原因に…。
また、「付き合ってから自分に落ち度はなかったか」、「気づかないうちに引かれていないか」など、愛情を感じない原因は自分にあるのかと模索してはクヨクヨしてしまいがち。
このような人は、自分に自信がなく自己犠牲が強い反面、優しい心の持ち主であることが多いです。
あまり考えすぎても、ストレスになったり健康や美容に悪いので、一人で考え込むのは一旦ストップです。
確実に不安を解消させるためにも、彼ときちんと話し合ってみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
無意識のうちに好きな人のことが頭から離れない理由について解説しました。
片思いと両想いで、さまざまな理由がありましたね。
特に片思い中はワクワク感が強い一方で、両想い中は不安が強い傾向に。
恋愛はとても楽しいものですが、あまり固執しすぎるのも良くありません。
何事もバランス感覚を大切にして、恋愛を楽しみましょう。