松葉崩しとは?
松葉崩しとは、正常位を変化させて、男女が足を開いて交差させる体位です。

松葉崩しは大きく分けて種類が2種類あります。「ソフト松葉」と「ハード松葉」です。ソフト松葉は初心者、ハード松葉はある程度セックスに慣れた人におすすめです。

ソフト松葉は、女性が足を男性の太ももから腰くらいまで上げて、挿入する方法です。高く足を上げないため、女性側の負担が少ないのが特徴です。

ハード松葉は、女性なしを男性の肩の高さまで上げる方法です。深く挿入できるのが特徴的ですが、女性が足を高く上げるため、負担が大きくなります。また、体格差があると挿入が深くなり過ぎてしまう可能性もあります。痛みや違和感が女性に出てしまう場合もあるので注意が必要です。

松葉崩しのメリット
  1. 初心者でもチャレンジしやすい
  2. 正常位から女性を上げることでできる体位なので、初心者でもやりやすくなっています。特にソフト松葉は比較的楽な姿勢でできるため、おすすめです。さらにお互いの顔をしっかり見ることができるので安心感もあります。
  3. 深く挿入できる
  4. 足が広がることで性器同士が密着するくらいフィットします。男性の自由度が高く、Gスポットだけでなくポルチオも難なく攻められます。そのため、お互いが気持ちよく挿入を楽しめるのも松葉崩しのメリットと言えるでしょう。
  5. 多点攻めができる
  6. 性器同士の擦り付けや空いてる手でクリトリスや胸を刺激できます。そのため、女性がイキやすい体位とも言えます。中イキがなかなかなできない女性でもクリトリスを攻められるのでイキやすくなるでしょう。
  7. バリエーションが豊富
  8. 松葉崩しから他の体位へ移行ができます。派生した体位はどれもアクロバットなものが多いが、マンネリ防止にはおすすめです。
松葉崩しのデメリット
松葉崩しのデメリットは2つあります。
  1. 女性に負担がかかりやすい
  2. ソフト松葉ならまだしも、ハード松葉となると、女性への負担が大きくなります。足を高く上げる分、股関節を痛めやすくなります。疲れやすい体位でもあるので、こまめに休憩を挟むのも大切です。男性が無理のない角度でしっかり支えるなどの配慮も必要です。
  3. 深い挿入が仇となる場合もある
  4. 体格差によって深く挿入されると痛みが出る可能性があります。いきなり奥まで入れないこと、激しくピストンをしないことが大切になります。男性側は、女性側の状態を確認しながら、優しく行動してあげましょう。
松葉崩しの手順
松葉崩しの手順は以下の通りです。
  1. 女性が仰向けに寝る
  2. まず初めに、正常位と同じように女性が仰向けに寝転がります。この際に挿入してしまうと、ただの正常位になってしまうので注意をしてください。
  3. 男性が女性の足を持ち上げて挿入
  4. 男性が女性のどちらか片方の足を持ち上げて挿入します。肩まで足を持ち上げればハード松葉、腰まで足を持ち上げればソフト松葉となります。
  5. 男性が女性の体を固定させてピストン
  6. 男性が持ち上げた足をしっかりと固定し、女性の手を握ったりしながらピストンを開始します。かなり奥まで挿入される方法なので、激しく動かずに、初めはゆっくりと腰を動かしましょう。
松葉崩しを楽しむコツ
  1. 挿入感の調整
  2. 男性に足を持ってもらって、挿入感を調整しましょう。高く上げれば上げるほど、負担が大きいものの、深く挿入できるので、快感を楽しめます。ふくらはぎや太ももではなく、足首を持つ方法もおすすめです。股関節を痛めないようにだけ注意が必要です。女性が自分の足を持って支える方法もあります。挿入中に女性が自分で足を上げて、しっかり支えれば、それも深く挿入できるので気持ちよくなれるでしょう。
  3. 中イキの開発を済ませておく
  4. 松葉崩しの良いところは深い挿入です。中イキができないと楽しめない体位でもあります。Gスポットを刺激できるため、普段からGスポットの刺激に慣れておくと、より快感を感じられるでしょう。男性も手マンで女性が中イキできるように開発してあげるのがおすすめです。
  5. 体位を変えて長く楽しむ
  6. 正常位から松葉崩しに変えるのもおすすめです。正常位から体位チェンジがしやすいので、簡単に移行することができます。挿入をしたまま、女性が足を上げるだけなので、無理なく移行できるでしょう。また、松葉崩しからバックに移行し、そのまま寝バックをしたり、松葉崩しから横向き松葉崩し、バック、寝バックと移行するのもおすすめです。このように、松葉崩しはさまざまな体位に移行しやすいので、長く時間をかけて快感を楽しむことができます。
  7. 多点攻めをする
  8. 松葉崩しの良いところは、多点攻めできる点です。手でクリトリスを攻めたり乳首を攻めたりするのも良いですが、ローターなどのラブグッズを使うのもおすすめです。松葉崩しで挿入しながら、ローターをクリトリスに当てましょう。女性が自分でやってもいいし、男性にしてもらっても問題はありません。
松葉崩しからのアレンジ体位4選
  1. 帆かけ茶臼(ほかけちゃうす)
  2. 帆かけ茶臼とは、対面座位の派生した体位です。対面座位の状態で女性の足を男性の肩まで上げて挿入します。女性は後ろに手をついて、自分の上半身を支えましょう。男性は女性の下半身を支えてあげます。女性は体が浮いているような状態で激しいピストンを楽しめます。激しい挿入感が楽しめる体位ですが、体力や筋力が必要です。
  3. 立ち松葉(たちまつば)
  4. 立ち松葉は松葉崩しの派生した体位です。その名の通り、立ったまま松葉崩しのように片足を上げて挿入するアクロバティックな体位です。女性が下になる場合は、男性が女性の足を思いっきり持ち上げて逆立ちの状態にします。女性の足とクロスするようにしてまたいで、挿入をします。立っている側(男性)はピストンをするために、屈伸運動をしなければならないので体力のいる体位です。
  5. 宝船(たからぶね)
  6. 宝船は騎乗位の派生した体位です。騎乗位をしながら松葉崩しの形になって挿入を楽しみます。松葉崩しは通常、女性が下になりますが、宝船は男性が下になります。女性が男性の上に片足を伸ばして乗せるようにし、男性も片足をあげてクロスするように挿入します。性器がぴったり合わさるので深い挿入と刺激的な快感を楽しむことができます。
  7. 燕返し(つばめがえし)
  8. 燕返しはバックから松葉崩しをする体位です。女性がうつ伏せになって寝ている状態で、男性が片足を持ち上げて挿入します。難しい体位ではないので、初心者でも挑戦しやすいアレンジ体位と言えるでしょう。女性が寝返りを打てば、燕返しから松葉崩しへと移行もしやすくなっています。また、正常位とバックのつなぎとして入れても良いですし、体位を変えながら長く快感を楽しむのもおすすめです。
まとめ
深く挿入できるのが魅力的な「松葉崩し」。女性が高く足を上げる必要があるため、股関節を痛めないように注意が必要です。また、深く挿入されるので痛みや不快感を感じてしまう場合がります。ぜひ本記事を参考にしながら、松葉崩しで、セックスをより楽しんでくださいね。
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