キスマークとは?
キスマークとは、口で吸ったり噛んだりすることでできる赤みのある腫れのことをいいます。

キスマークは、毛細血管が損傷したことでできる傷なので、あざなど内出血と同じような扱いをする必要があります。はじめは鮮やかな赤色をしていますが、血液中の酸素が少なくなると青みや茶色味が出て色が濃くなることがあります。大きく広がることもしばしば。そして、さいごに黄色くなって完治していきます。

そのため、その時々に合わせてキスマークの対処法を試さなければなりません。では、キスマークの消し方や隠し方について詳しく見ていきましょう。

キスマークの消し方8つ
  1. 冷やす
  2. 氷、保冷剤、冷蔵庫に入れたスプーンなどでキスマークを冷やしてみましょう。これが、キスマークを消すのに一番確実な方法です。腫れを抑えるために、10分程度冷やすというのを数回繰り返すと効果的です。長時間ずっと冷やし続けると赤みで目立ってしまうので、短時間を数回繰り返すということが大切になってきます。
  3. 温める
  4. 冷やしたら温めることも忘れず行いましょう。温かいタオルやお湯の入ったもの、温湿布などだと優しく温めてくれます。5分ほど温めたら離して、また冷やすというこのふたつを繰り返すとより効果的です。血行が促進されたり、痛みが引いたりという効果があります。
  5. ビタミン配合のクリームを塗る
  6. ビタミンC・ビタミンKが含まれたクリームを塗ると治りが早くなるといいます。ビタミンCはシミやそばかすなどの生成を和らげる効果があるといわれているので、キスマークの腫れが引くころ跡にならないように手助けしてくれるかもしれません。また、ビタミンKは血液をかためる効果があり、あざの治りをサポートするといいます。
  7. ビタミン豊富な食事を取る
  8. クリームで説明したものと同様の効果があります。ビタミンCを摂るときは、ジャガイモ、サツマイモ、赤パプリカ、黄色のキウイ、野菜が効果的です。ビタミンKは、ブロッコリー、ホウレンソウ、玄米に多く含まれています。野菜類が苦手という人は、サプリメントを試してみても良いかもしれません。
  9. アロエベラを塗る
  10. アロエベラとは、食用・薬用にできるアロエのことです。日焼けによるヒリヒリを和らげる効果があるとして有名なアロエベラは、キスマークを消すときにも役立ちます。アロエベラには皮膚の炎症や腫れを抑える効果があるようなのです。薄く伸ばして1日2回を目安に塗ってみましょう。
  11. バナナの皮を擦り付ける
  12. バナナの皮には、抗酸化物質とビタミンが豊富に含まれており、肌の炎症を抑えてくれるといいます。長時間貼り付けると、アレルギーを引き起こす可能性があるので、擦り付ける程度にしておきましょう。即効性はないので、ビタミンクリームなどの代わりとして使いましょう。
  13. マッサージする
  14. マッサージは血行を良くするのに効果的です。ただし、強すぎる圧迫は悪化の原因になるので、さするくらいのマッサージにしてください。触りすぎると血管の修復を遅くすることがあるので、何回も触らないように気を付けてください。
  15. ペパーミントオイルを塗る
  16. ペパーミントオイルにはメンソールという血行を良くする成分が含まれています。そのためあざが治りやすくなるといいます。そのまま塗ると肌への刺激が強すぎるので、他のオイルやクリームを少量混ぜて使うと良いでしょう。
キスマークの隠し方5つ
  1. メイクで隠す
  2. コンシーラーやファンデーションを塗って隠す方法があります。このときのコンシーラーの色は、赤みが強いキスマークにはグリーン系、青みが強いキスマークにはオレンジ味のあるものを使うと上手に隠すことがあります。位置によっては洋服に色がついてしまうので、ファンデーションやパウダーで馴染ませて落ちにくくすると良いでしょう。
  3. 服で隠す
  4. 冬場ならタートルネックや長袖で隠すことは簡単ですね。夏場なら、シースルー素材の薄手の上着などを味につけることで隠すことができます。夏場用の半袖タートルネックもあるので、少し暑ぐるしさを感じても構わないのであれば、その洋服を試してみてください。
  5. ニキビパッチで隠す
  6. 絆創膏で隠すという方法もありますが、首回りのキスマークを隠すとしたら、なかなか絆創膏を使うようなキズができない所なのでおすすめできません。ニキビが出来たという方がまだ説得力があります。肩こり軽減パッチも良いかもしれません。
  7. 髪の毛で隠す
  8. 髪の毛が長い人用の隠し方ですね。髪の毛をおろして置くだけで隠せるので一番簡単な方法です。
  9. アクセサリーで隠す
  10. 幅が太めのネックレスや飾り気の多いもの、派手めのピアスで上手く隠せるかもしれません。首元に注目が行くことでかえって目立つことがあるので、洋服や髪の毛とのバランスには気をつけましょう。また、アクセサリーによってはより赤くさせるものもあるので、刺激を与えないようなデザインや素材のものにしておきましょう。
キスマークの言い訳3つ
  1. やけどした
  2. ヘアアイロンや料理中の油がはねたことでやけどしたという言い訳です。ヘアアイロンでやけどしたという言い訳を使うときは、実際に髪の毛を巻いておくと信憑性が高まります。
  3. かぶれた
  4. かぶれるとその周りも赤くないと不自然なので、キスマークの範囲が広いときか冷やしすぎて赤みが大きくなってしまったときに使うと良いでしょう。
  5. 虫刺され
  6. ないことではありませんが、冬場には使いにくい言い訳です。治るまでタートルネックやスカーフで隠した方が無難でしょう。
まとめ
キスマークを今すぐに消す方法はありません。1週間くらいを目安に赤みが続くことを覚悟しておきましょう。跡を残さず、早々に治すには上記のケアが欠かせません。丁寧に患部を扱って早めの回復を望みましょう。
その他のオススメコラム!