ポルチオとは?
ポルチオとは、膣の最奥にある子宮の入り口のことをいいます。

Gスポットは個人差により有無がことなりますが、ポルチオは必ず存在している部分です。見た目はピンポン玉に似ており、大きさには個人差があるのが特徴です。子宮頸がん検診のときに器具にふれる部分というと、分かりやすいのではないでしょうか。

女性にはGスポットやポルチオなどといった性感帯が、複数存在していると言われています。ポルチオも性感帯の1つとされており、子宮膣部(しきゅうちつぶ)という、子宮の入口部分に存在しています。

ポルチオは自分で触れる?
ポルチオは自分で確認することができる性感帯です。膣の長さは個人差があるので「必ず触れる」と断言はできないですが、ポルチオは触って確認することも可能です。

膣に指を入れると、突起のようなびらんのような触り心地の部位があると思います。「できものができた?」と不安になる方もいるのではないでしょうか。

ポルチオには痛覚がないのですが、膣内に痛みを感じる可能性があります。なかなか触れないときなどは無理をしないこと、そして強く触らないようにしましょう。自分で確認するときは注意してくださいね。
ポルチオは刺激すると気持ち良い?
膣内を刺激してオーガズムを感じることを「奥イキ」または「中イキ」と言います。中イキは膣内の入口付近やGスポットを刺激することで得られる快感で、奥イキはポルチオを中心に刺激したときに得られる快感のことを指します。どちらも強いオーガニズムを得られるので、中イキ・奥イキを経験したいと思う方も多いのではないでしょうか。

ただ、ポルチオでイケるようになるためには、開発が必要です。また挿入時に膣にまったく触れずにポルチオを刺激することは不可能なため、「奥イキ」か「中イキ」かの判断は難しい部分もあるでしょう。ポルチオ含め膣内の感覚は鈍くできているため、中イキと奥イキはコツと練習が必要だとされているのです。
ポルチオを触るときの注意点
  1. 濡れている状態にする
  2. ポルチオは膣の奥、子宮の入口に位置しています。触るときは膣内を必ず経由するため、膣内を傷つけないよう、乾いた状態で触るのは控えましょう。また、膣内を経由し子宮の入口を触っていくのですが、膣内は柔らかいので傷が付きやすいです。痛みを和らげるためにも、ポルチオを触る前はしっかり濡れている状態にしてからがベストです。濡れていることを確認してから、ポルチオを確認しましょう。
  3. いきなり動かさない
  4. ポルチオは子宮の入口にある性感帯です。膣内や子宮の入口に関しては、痛みに鈍感に出来てはいますが、柔らかく傷つきやすいです。ポルチオに到達した際にいきなり動かして傷をつけないように注意しましょう。いきなり動かしてしまうと、刺激に慣れていない場合は痛みを感じやすくなってしまいます。最初からオーガズムを得ることは難しいため、いきなりの激しい動きは避けましょう。
  5. 声をかけてもらう
  6. ポルチオで快感を得るためにはコツと練習が必要です。ポルチオで快感を得ることができると、強いオーガズムを得ることができるため、まずはポルチオへの刺激になれていきましょう。ただし、ポルチオに到達したからといって、すぐに快感を得ることができるとは限らないので注意してください。ポルチオを触る際は、どういった感覚になるのかを体感するため、声をかけてもらうようにすると分かりやすいです。
  7. 痛みが出たらすぐやめる
  8. 基本的に膣内は痛みに鈍くできてはいますが、いきなり動かしたり濡れていない状態で触ってしまうと、痛みを感じやすいデリケートな部分です。少しでも痛みを感じたら我慢せず、一度中断しましょう。また子宮内膜症などの病気を持っている方は、子宮が押し上げられる際に痛みを感じやすいので、痛みが出たらすぐにやめるようにしてくださいね。
  9. オーガズムにこだわらない
  10. ポルチオで快感を得ると、非常に強いオーガズムに達します。これは「奥イキ」と呼ばれるもので、中イキと同様に、セックスの中でも強い快感を得ることができるとされています。そのため「ポルチオを触る=快感を得ることができる」と思う方も多いでしょう。そのためオーガズムにこだわる方が多いのですが、ポルチオでイケるようになるには訓練とコツが必要です。まずはオーガズムにこだわらず、ポルチオへの刺激になれるようにしていきましょう。
まとめ
子宮の入口にあるポルチオは、訓練することで強いオーガズムを得ることができます。「奥イキ」を経験してみたいと思う方も多いでしょう。ポルチオでのオーガズムは訓練が必要です。まずはオーガズムにこだわらず、ポルチオへの刺激になれることから始めましょう。
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