シスコンの人は、家族愛の域を超えた愛情や独占欲を向けるのが特徴です。周囲からすればその振る舞いや感情は、まるで恋人への行動のように映りますが、本人としては一般的な兄弟愛という感覚でいることが大半です。
ちなみにシスコンになる人は、男性女性を問いません。女性でも、シスコンと呼ばれるほど姉妹への愛を強く持つ人はいます。
今回は、そんなシスコンの特徴を持つ人の特徴、恋愛傾向などを詳しく紹介していきます。では、一緒に見ていきましょう。
目次
- 頻繁に姉妹の話をする
- 姉妹とよく出かける
- 姉妹の願いや約束を優先する
- 姉妹の恋人に嫉妬する
頻繁に姉妹の話が出てくるという人は、シスコンである可能性が高いでしょう。話のネタが尽きないということは、それだけ仲がいいか、距離感が近いということです。シスコン度は高めかもしれません。
姉妹とよく出かけるというのもシスコンの特徴です。兄弟姉妹の中には、一緒に出かけること自体少ない関係性の人達も大勢いるため、頻繁に姉妹と出かけるのは、かなり姉妹のことを気にかけていて仲が良いということです。
姉妹の予定を優先するのもシスコンの人の特徴です。人によっては恋人との約束よりも、姉妹との約束を優先する人もいます。
姉妹に恋人ができたとき、嫉妬している様子があればシスコンかもしれません。シスコンではない人は、姉妹の恋人への関心が薄く、話題にも出さないことがほとんどです。
◆0~1個:シスコン度10%
シスコン度は低めです。ただの兄弟愛に納まる範疇なので、暖かく見守りましょう。
◆2~6個:シスコン度60%
シスコンには間違いありませんが、まだ軽度です。許容するしかないかもしれません。
◆7~12個:シスコン度90%
完全にシスコンと呼べる人です。あなたはもうすでに、あの人と姉妹の関係に引いているのでは?あの人のシスコン度は、引き返せないレベルかもしれません。
- 他人との関りに不慣れ
- 劣等感が強い
- 必要とされたい願望が強い
他人と関わる機会が少なく、大きくなっても家族以外とのコミュニケーションに自信がないという人は、シスコンになる可能性があります。
たとえば、幼い頃に姉に頼りきりで、友だちの輪に入れずシスコンになるということもあります。
姉妹への劣等感からシスコンになる人もいます。たとえば、姉妹の方が容姿や能力面で秀でていると感じたり、家族や周りからそういわれる習慣があったりすると、劣等感を抱きます。すると姉妹を優先することが当たり前になったり、ずっと意識に残ったりするようになります。
必要とされたい願望の強さからシスコンになることもあります。とくに幼い頃、妹から頼られる経験がたくさんあると、妹を守ることが生きがいや自信に繋がるようになることがあると、面倒見のいいシスコンになります。
- 女性慣れしていて扱いが上手
- 尽くしてくれて世話焼き
- 理想に染めようとする
- 姉妹に恋人のことが筒抜け
シスコン男性は、女性の扱いに慣れていて、女性特有の悩みや体調不良に理解があります。そのため、何事にも根気よく優しく接する人が多く、モテる傾向があります。
頼られたい、自信を持たせてほしいと感じてシスコンになった男性は、必要とされることで愛を感じる傾向があります。彼女にもかいがいしく世話を焼き、尽くすタイプが多いため、シスコン男性にのめり込む女性も多数います。
シスコン男性は、姉妹を女性の理想像として掲げていることがあります。姉妹のように完璧な人であって欲しいという願いから、彼女と姉妹を比べて、姉妹のように変えようとすることもあります。
シスコン男性は、姉妹と話をする機会が多い傾向があります。そのため、喧嘩の内容などは姉妹にも筒抜けになっていると思っておいた方が良いでしょう。
- 長期戦を覚悟する
- 姉妹をほどほどに大事にする
- 寂しいことを伝えて一緒の時間を作る
シスコン男性の場合、姉妹とのこれまでの絆があるため、姉妹以上の関係を築くには時間がかかります。とくに付き合ったばかりのときは、彼との信頼構築に努め、長期戦を覚悟しましょう。
家族をけなされると、嫌な気持ちになることがありますよね。シスコン男性へその姉妹の愚痴をこぼしてしまうと、彼の気持ちも冷めてしまうかもしれません。姉妹を上げすぎず、けなしすぎないちょうど良い距離感を保つようにしましょう。
姉妹と比べられたり、姉妹を優先したりするときは、責めるのではなく「比較されると悲しい」など、冷静に気持ちを伝えるようにしましょう。信頼関係を構築し、一番信頼できる存在になることが大切です。
家族仲が良いのは素敵なことですが、ときには「これってもしかして?」と疑問に思うときもあるでしょう。
しかし、本人にはシスコンの自覚がない可能性があるため、指摘や嫉妬をすると火に油を注ぐ可能性があります。一番信頼できる存在になるまでは、シスコンであることを受け入れてうまく関わるほかないでしょう。