色の種類が豊富でガーデニングやモチーフとして人気の高いデイジーには、色別の花言葉があります。では、デイジーの色別の花言葉や誕生花について詳しく見ていきましょう。
- デイジーの詳細
- デイジーの別名
- デイジーの別名
- デイジーの品種
植物名 | デイジー |
学名 | Bellis perennis |
科名 | キク科 |
属名 | ヒナギク属 |
原産地 | 地中海沿岸 |
開花時期 | 12月下旬~5月上旬 |
デイジーの名前の由来は、英語の「day's eye(太陽の目)」といわれています。これはデイジーの太陽を浴びて花開き、黄色い花の中心が見えるという特性から来ているそうです。ちなみにデイジーは「デージー」と呼ぶこともあります。
またデイジーは、原産地であるヨーロッパでは多年草として扱われますが、日本では猛暑を耐え抜くことができないため一年草として扱われます。
デイジーは、和名で「ヒナギク」といいます。これは、もともと日本に生息していたキクと見た目が似ていたことから、「小さなキク=雛菊」と名付けられたと言われています。
この他にもデイジーは、開花時期が長いことから「長寿菊」「延命菊」「時知らず菊」と呼ばれることがあります。
デイジーの品種は数多く、咲き方や花の形など多岐にわたります。
デイジーといえばこの形と言えるのは、一重咲きの「イングリッシュデイジー」です。この他に、丸く大きめの花を咲かせる「チロリアンデイジー」や八重咲で丸まった花弁の「ポンポネット」などがあります。
色も複数あるので、一口にデイジーといっても選びがいがあって何回でも楽しめます。
- 主な花言葉
- 怖い花言葉
- 色別の花言葉
デイジーの主な花言葉は「美しい」「希望」「純潔」です。名前の由来である「day's eye(太陽の目)」から「希望」「平和」という花言葉がついたとされています。「美しい」「純潔」は、デイジーの学名「Bellis perennis」の「bellis」がラテン語で「bellus(美しい)」という意味だからだそうです。
デイジーには、怖い花言葉はありません。ですが、シェイクスピアの劇「ハムレット」では、デイジーは悲しい花や偽りの花として扱われています。これは、主人公の恋人がデイジーの花冠をつけたまま亡くなったことから、悲しみを連想させる花だからだそうです。贈る相手がこの話を知らないのであれば、本来の花言葉だけをおさえておけば問題ないでしょう。
デイジーは、色によって異なる花言葉があります。それぞれの花言葉を見ていきましょう。
白いデイジー | 無邪気 |
青いデイジー | 幸福、幸運 |
赤いデイジー | 無意識 |
紫のデイジー | 元気、健康 |
ピンクのデイジー | 希望 |
また、デイジーは色ごとに誕生花となっている日にちが異なります。白いデイジーは1月4日、青いデイジーは3月14日、赤いデイジーは3月17日、紫のデイジーは1月27日が誕生花です。
- 門出祝い
- 恋人との記念日プレゼント
- 長寿祝い
デイジーの花言葉「希望」の思いを込めて、お祝いのお花として贈るのも良いでしょう。就職祝いや入学、卒業などの門出にぴったりな花言葉ですよね。
デイジーには「美しい」「純潔」「希望」という花言葉があるので、相手への好意と二人の未来の明るさを願い、恋人に贈るのも素敵です。
紫のデイジーの花言葉「元気」から、還暦や米寿などたくさんの年を重ねてきた人を讃える意味を込めてデイジーを贈るのも素敵ですね。特に古希や卒寿はテーマカラーが紫なので、お祝いにぴったりです。