今回は、セックスをすることで体にどのような影響をもたらすかについてご紹介します。
目次
インフルエンザ予防になる
セックスを定期的に行うことでインフルエンザの予防になります。
週に1~2回のセックスは、全く行わない状態と比較すると、抗体を約30%ほど高めているというのです。
抗体は、細菌が体内に侵入するとそれらと結合して、破壊するよう免疫系に警告する役目を果たしてくれます。
健康的な体づくりを目指す方にはおすすめです。
ストレスを軽減できる
セックスをすることでストレスを軽減させることができます。
まずセックスをしている最中には「オキシトシン」というホルモンが放出されます。そのオキシトシンの増加により、神経伝達物質の「セロトニン」が分泌されやすくなるのですが、セロトニンには精神を安定させたり、不安を取り除き、安心感を与える効果があるというのです。
また、脳の快楽中枢を活性化させることから、うつ病の予防にも効果があると言われています。
試験前や、仕事でプレゼンを控えている方は、緊張をほぐす為にいかがでしょうか。
幸福感を得られる
ほとんどの方は実感しているかもしれませんが、セックスを行うと幸福感を得られます。
セックスをすることで分泌される「オキシトシン」には、快感や多幸感をもたらす効果があります。俗に「幸せホルモン」「愛情ホルモン」などと呼ばれています。
また、性的な緊張が最高潮に達した後に訪れるという「オーガズム」によりドーパミンが増え、幸せな気持ちを感じられるのです。
「なんだか最近いいことないな…」と落ち込んでいる方には、是非幸福感を得て頂きたいものです。
パートナーとより親密になれる
セックスをする最も大きなメリットと言えるのは、パートナーとより親密になれるということです。
肉体的にも精神的にも求め合う行為であるからこそ、パートナーとのコミュニケーションにも大きく関わっていきます。
相手を伴う性行為には、お互いに気持ちよくなる必要があります。相手を快感にさせる為の行動は思いやりの体現とも言えるのではないでしょうか。
パートナーともっと仲良くなりたい方は、頻度を増やしたり濃度を上げてもいいかもしれませんね。
アンチエイジング効果が期待できる
セックスをすることで、なんとアンチエイジング効果が期待できるというのです。
パートナーと行為を終えた後日に「なんだか肌ツヤが良くなったんじゃない?」と言われたことはありませんか?
実はセックスをすると、美肌ホルモンが出るというのです。具体的には「エストロゲン」という女性ホルモンが分泌されて、それにより肌の水分量が上がったり、コラーゲンの産出を促してくれます。そして肌のハリを保ってくれるのです。
美容に関心の高い方は必見ですね。
生理が軽くなる
セックスをすると、生理が軽くなる(長引かなくなる)というのです。
女性がオーガズムに達すると、子宮が収縮し、その過程で痙攣(けいれん)の原因となる化合物が体内から排出されるのです。
そしてこの収縮によって血液や組織をより早く体外に排出できるようになるため、生理がそれほど長引かなくなるというのです。
しかし、生理中のセックスは感染症や子宮内膜症のリスクが上がりやすいので、注意しましょう。
免疫力が上がる
定期的にセックスを行うことで、免疫力の向上が期待されます。
性行為により性的快感を得ると、体の新陳代謝が活発になるというのです。それにより免疫力が上がると言われています。
また、セックス中に多くの方はキスをするのではないでしょうか。
一度のキスで、唾液と共に口内に存在するおよそ500万個以上の細菌が相互交換されているのですが、その際口内に侵入した細菌に対抗しようと抗体が作られます。抗体が作られることで、結果として免疫力アップにも繋がっているのです。
風邪をよく引くなど、体調を崩しやすい方にとっては朗報ですね。
快眠に繋がる
寝る前にセックスをすることで、快眠に繋がるというのです。
これにはセックス中に分泌される「オキシトシン」というホルモンが関係しています。オキシトシンには鎮静作用のような効果があり、眠りに落ちるまでの時間短縮に一役買っているそうです。
キスやハグなどの行為でもその効果は得られるそうですが、セックスによりオーガズムに達した後が最もオキシトシンが分泌される量が多いとされています。
ぐっすり眠りたい方は、定期的に行うことで鎮静作用を得られる頻度も高くなりますよ。
ダイエット効果が期待できる
定期的に行われるセックスにはダイエット効果があると言われています。
約30分の性行為は女性だと70kcal、男性だと100kcalほど消費されるらしく、これは約15分のランニングと同等の運動量になるのです。
もし女性が毎日性行為をした場合、一週間で約500kcal、1か月(30日)で約2,100kcalも消費できる計算になります。
また、キスやハグだけでもカロリーを消費することができ、約1分のキスでおよそ6kcalが消費されると言われています。
パートナーと共に運動不足を感じている方は、是非健康的になりましょう。
乳がんのリスクが下がる
セックスをすればするほど乳がんのリスクが低くなることがギリシャの研究により明らかになっています。
これは、オーガズムに達した時に急増する、快感をもたらすホルモンの「オキシトシン」と若返りホルモンと呼ばれる「DHEA」による保護作用が関係しているとされています。
現在、乳がんは年間6万人以上が発症しており、その割合は約14人に1人だと言われています。
今後も健康な体でいるための方法の一つとして、取り入れてみてはいかがでしょうか。
生殖能力が高まる
最後は、セックスを定期的に行うことで生殖能力が高まるということについて紹介します。
妊娠前に男性の精子に体が何度も接触していれば女性は健康な赤ちゃんを産む可能性が高くなると、アデレード大学の研究により発表されています。
そして、免疫システムが“異物”である体液(精子)を受け入れる準備を整え、不妊や流産のリスクが減少するのだそうです。
また、朝のセックスは妊娠する確率が上がるとも言われており、ある研究によると、朝は男性の「テストステロン値」と精液中に含まれる精子数が最も高いことが分かっています。テストステロンは集中力や行動力などを司るホルモンであり、この数値が高い状態だとエネルギッシュでチャレンジ精神旺盛になります。
妊活中の方は、知識として是非頭に入れておいてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
健康を目的としてセックスを行っている男女はそう多くはないでしょう。
パートナーとの触れ合いが心地よく、幸せを感じられるからこそ肌を重ね合うものです。
しかし、実際には身体へ多くの素晴らしい影響をもたらしていたのです。
今回の記事を参考に、素敵なナイトライフを送ってくださいね。