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フェムテックとは?
「Femtech」(フェムテック)=「Female」(女性)+「Technology」(テクノロジー)
女性のライフステージにおける生理、妊娠、出産、更年期、閉経などの健康問題に対して、テクノロジーの力で解決したりケアしたりすることです。
日本では2020年ごろから知られるようになり、身体のことだけではなく心のケアや、男性を含めすべての人を対象としたものになっていきました。
「PMSで気分の浮き沈みに悩まされている」「生理周期を管理したい」「デリケートゾーンの悩み」「産後の不安」など、このような女性のライフステージにおける悩みを解決するのがフェムテックです。
おすすめのフェムテックアイテム①サニタリーアイテム
生理のときは情緒が不安定になるだけではなくて、経血のケアも煩わしいですよね。フェムテックはそういったストレスを軽減するアイテムを開発しています。
<吸水ショーツ>
水分やににおいを吸収する機能が付いたショーツのこと。生理のはじまりや終わりかけなど経血の量が少ないときにはそのまま着用することができます。量が多い日にはナプキン等の生理用品と併用できます。
漏れの心配がなく、ストレスから開放してくれますよ。また、ユニクロでも購入できたり、レースの可愛い吸水ショーツなどもあります。
<月経カップ>
ナプキン、タンポンに続いて「第三の生理用品」として注目されている月経カップ。タンポン同様に膣内に挿入するタイプのもので、子宮膣部に装着されたシリコンのカップに経血がたまる仕組みです。
繰り返し使うことができてとても経済的で、生理にかかるコスト削減になります。
また、月経カップは最長で8~12時間ほど使用できるので、何度も取り換える必要がなく長時間使用することができます。海やプール、温泉でも気にせずに使うことができます!
おすすめのフェムテックアイテム②デリケートゾーンのケアアイテム
デリケートゾーンは皮膚と粘膜の中間なのでとても繊細な部分です。刺激や摩擦に弱いので、普段のボディソープとはちがったお手入れの仕方が大切になります。
洗浄力の高い一般のボディーソープや石鹼を使ってしまうことで、pH値が崩れて、かゆみやにおいを引き起こしてしまうこともあります。
<STEP1>洗う デリケートゾーン専用のソープで洗うことでかゆみやにおいを防いでくれます。生理中の不快感が気になるときに拭き取れる専用のウエットティッシュなどもありますよ。
<STEP2>保湿 デリケートゾーンはすごく乾燥しやすい部分です。乾燥や摩擦によって黒ずみの原因などにも…。
お肌と同じように、専用のクリームやローションでしっかり保湿してあげましょう。
おすすめのフェムテックアイテム③セクシャルウェルネス用アイテム
特に女性はセルフプレジャーについて話すことはタブー視されがちであり、女性がマスターベーションをすることは「恥ずかしいもの。よくないこと。」といった考える方が多いかもしれません。
しかし、自分の体と向き合い、心地よさを理解することは、身も心も豊かな生活を送るうえでとても大事なことなのです。
それを手伝うアイテムとしてのセルフプレジャーアイテムは広く注目されはじめています。コスメのようなコンパクトで可愛いデザインのバイブレーターや、ヒアルロン酸配合の香り付きローションなど、女性のセルフプレジャーグッズは幅広く販売されています。
ぜひ、この機会に買ってみて、自分の体と向き合う素敵な時間を過ごしてみてはいかかでしょうか?
おすすめのフェムテックアイテム④妊活・産後のサポートアイテム
妊活をするカップルをサポートするグッズや、産後のケアを手伝うアイテムもたくさんあります。
<妊活アプリ>
生理日と排卵日を管理することで、妊娠しやすい日を教えてくれます。また、パートナーと共有できたり、妊娠しやすい期間をお互いわかったうえで予定を立てることもできます。
<オーナット>
性交痛軽減アイテムです。リングを装着することで、挿入の深さを調節できるのでセックスの時の痛みを軽減することができます。
<吸水ブラ>
吸水ショーツのような優れた吸水力で、授乳中に母乳がブラジャーからにじみ出る心配がありません。母乳パッドによる擦れやかぶれから解放されます。
おすすめのフェムテックアイテム⑤更年期に取り入れたいアイテム
40~50代になると更年期障害によって、体調不良や情緒不安定になる女性はたくさんいます。その時にもフェムテックのアイテムを使ってストレスを軽減していきましょう。
<膣トレグッズ>
膣トレとは、膣周りの筋肉の「骨盤低筋」を鍛えるトレーニングのこと。閉経を迎えた多くの更年期女性は膣周りの老化によって、尿漏れなどに悩んでいます。
インナーボールという直接膣に入れて膣トレができるアイテムも多くあります。アプリと連携しているものもあり、インナーマッスルの状態が可視化できます。
入れるのが嫌だという方には、足に挟むタイプのトレーニンググッズもあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。生理のこと、マスタベーションのこと、妊活のことなどは、なかなか人には話しづらいトピックと思われがちですよね。
しかし、フェムテックによって女性の健康も社会において重要視されているので、私たちもしっかりとそれに向き合うことが大切です。
そのテクノロジーの恩恵を存分に受けて、少しでもストレスを軽減して毎日を過ごしやすくしていってくださいね。