ロールスロイスとは?
ロールスロイスとは、正座から少し腰を浮かせた状態で、女性の背後から挿入するセックス体位のことです。
バックと背面座位を組み合わせたような体勢をイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。この方法は、AV男優のしみけんさんが考案した体位で、女性側の体勢が高級車ロールスロイスのエンブレムに似ていることから名付けられたそうです。
ロールスロイスは女性のGスポットを刺激しやすく、また膣の締め付けを感じやすい点から、男女ともに快感を得やすい体位です。そのため、体位を変えて普段のエッチに変化をつけたい人や、より強い刺激を求めている人におすすめの体位です。
では、ロールスロイスのメリットとやり方について一緒に見ていきましょう!
ロールスロイスのメリット
- Gスポット・ポルチオを刺激しやすい
ロールスロイスは、正座から腰を浮かしたような体勢が特徴のセックス体位です。下から挿入・突き上げる体位は、女性のGスポットを刺激しやすく、またポルチオまで届きやすいため、女性が中イキ・奥イキしやすい体位の1つです。
- 膣圧が上がる
背面座位のような体勢で行うロールスロイスは、女性の腹部に力が入りやすいため、膣圧をかけやすいメリットがあります。下腹部に力を入れやすいため、膣圧を男性側へダイレクトに伝えることができますよ。
- SM風プレイとして使える
男性が女性の背面から挿入するロールスロイスは、バックの体位と同じように攻めることができるので、SM風プレイとして使うこともできます。女性側は男性に腕やウエストを掴まれるので、身動きできないシチュエーションが、より興奮度を高めてくれるでしょう。
- 男性器が小さめでもやりやすい
ロールスロイスは、男性器が小さめでも膣圧によって刺激を受けやすく、男女ともに強い快感を得られる体位です。普段のセックス体位では快感が物足りない方も、挿入感を得ることができるため、男性器が小さくても満足できる体位ではないでしょうか。
ロールスロイスのデメリット
- 痛みを感じるときがある
ロールスロイスは下から女性を突き上げる体位になるため、慣れていない場合は痛みを感じやすいかもしれません。また、上体を反らす体位のため、腰痛持ちの方は注意してください。痛みが出た場合は無理をしないようにしましょう。
- 体力の消費が激しい
一般的なセックス体位とは異なり、ロールスロイスは膝立ちの状態です。体力の消耗も激しくなってしまうため、最初はスローペースで始めましょう。挿入後から激しい動きをしてしまうと、体力の消費も激しくなり、せっかくのセックスも楽しめなくなってしまうため、体力の配分に気を付けて楽しんでくださいね。
- 挿入が外れやすい
ロールスロイスは男女共に膝立ちの状態から挿入するので、普通の体位より外れやすいため注意しましょう。激しい動きや浅い部分の挿入では外れやすくなるため、膣の奥を刺激するように深く挿入することがポイントです。
- 早漏の人はより早くなる可能性がある
膣圧が強くなるロールスロイスは、男性側にも強い快感を与えてくれる体位です。そのため、早漏の人はより早くイってしまう可能性があります。もしロールスロイスで早くイってしまう場合、ゴムを厚手のものに変えたり、セックス前の前戯を早めに切り上げるなど、対策してみてくださいね。
ロールスロイスのやり方
はじめてロールスロイスを行う人は、以下の手順がすすめです!
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- 1女性が手と膝をつく
- ロールスロイスを行う際は、挿入しやすいようにバックの体勢から始めます。そのため、まずは女性が手と膝を床につき、四つん這いになった状態から挿入しましょう。状態を起こした体勢からの挿入は難しく、ペニスが抜けやすくなるため注意してください。
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- 2挿入したら座位の体勢になる
- バックの体勢から挿入した後は、女性の状態をゆっくり上げて座位の体勢に変えます。その時、急に状態を反らせてしまうと腰に負担がかかるだけではなく、ペニスが抜けやすくなるので気を付けましょう。体に負担をかけないよう、ゆっくり状態を反らして座位の体勢にしていきます。
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- 3体勢を安定させる
- 座位の体勢になった後は、体勢を安定させるために女性は脚を閉じましょう。脚を閉じることで膣圧が上がり、男性側の快感も高まります。状態を反らせることでポルチオを刺激して感度を高めてくれるので、男性が女性をしっかり支えることもポイントです。二の腕ではなく、両肩を優しく支えて倒れないようにしましょう。
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- 4慣れてから動き出す
- ロールスロイスになった後、すぐに動かすと痛みを感じやすいです。まずはペニスが膣に馴染むのを待ってから、女性の重さを利用して小刻みに動きましょう。膣がペニスに馴染んでから動くことで、痛みを和らげ快感を高めてくれます。
ロールスロイスのコツ・注意点
- 痛みが出ない深さで挿入する
慣れていない状態で深く挿入してしまうと、挿入時に痛みを感じることもあります。そのため、最初のうちは痛みが出ない深さで挿入すると良いでしょう。慣れてきたら少しづつ挿入の深さを変えていきます。
- いきなり激しく動かさない
挿入後にいきなり激しく動かしてしまうと、気持ちよさよりも痛みや違和感が強く出てしまう可能性があります。まずはゆっくりと慣らしていくため、挿入後はすぐに動かず、ペニスの形を馴染ませることを意識しましょう。
- 女性は脚を開きすぎない
ロールスロイスの体位では、女性が脚を開きすぎるのはNGとされています。女性の脚が閉じていることで膣圧を感じられる体位なので、広げすぎると膣の間隔が鈍くなってしまう可能性があるためです。ロールスロイスの時はなるべく脚を広げすぎないようにしましょう。
- 男性は女性をしっかり支える
女性は腰を反るような体位になるため、男性がしっかり支えていないと体勢が崩れてしまいます。ロールスロイスでセックスを楽しむときは、男性は女性の肩をしっかり掴んで、倒れないように支えてあげると良いでしょう。
- 鏡で興奮を高める
ロールスロイスは状態を起こして楽しむセックス体位です。そのため、視線が広く取れるので、鏡を見ながら楽しむのもおすすめですよ。鏡で自分たちの恥ずかしい姿を見ることで、興奮度をより高めることができるでしょう。
ロールスロイスから移れる体位
- バック、座位
ロールスロイスは体力の消費が激しい体位です。もし途中で疲れてしまったら、移りやすい座位やバックに変更しましょう。女性の状態を元に戻すだけなので、女性の肩を掴んでいる場合はゆっくり元に戻してください。
- 絞り芙蓉(しぼりふよう)
ロールスロイスの体勢から、男性が後ろに倒れて仰向けの体勢になります。その上に女性が脚を開いてまたがり、挿入する絞り芙蓉は、男性が後ろに倒れる際にペニスが抜けやすいので注意しましょう。
- 乱れ牡丹(みだれぼたん)
男性が椅子やベッドに腰をかけ、女性は男性を背に挿入するセックス体位です。ロールスロイスから移りやすく、男性は手が空くので女性の胸や乳首を刺激することで、深い快感を得ることができます。
- 本駒掛け(ほんこまがけ)
仔馬や若くて元気な馬に例えた「本駒掛け」は、男性が座っている体位の上に女性が乗り、まるで乗馬のように上下に激しく動くセックス体位です。お互いに激しく動くので、ペニスが途中で抜けてしまわないように注意しながら楽しんでみてください。
- 鵯越え(ひよどりごえ)
男性が女性を後ろから攻める体位のことで、バックと似た形が特徴です。ロールスロイスからゆっくり四つん這いの体位に戻るだけなので、挿入を続けることが出来ます。女性がうつぶせになったり、背中を反らせることで違った刺激を味わうことが出来るでしょう。
- 後ろ櫓(うしろやぐら)
バックの一種である後背位のセックス体位です。バックの状態で立ったまま挿入する方法なので、ロールスロイスの状態から立ち上がり、椅子やベッドに捕まるだけで体位を移すことができます。深い位置に挿入できるため、ロールスロイスの快感と同様に強い刺激を味わえるでしょう。
その他の体位を知りたい方は
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快感を存分に楽しみたい時におすすめのロールスロイス。やり方や注意点をしっかり把握した上で、新しい刺激を味わってみてくださいね。マンネリ解消で、パートナーとの距離もグッと近づくかもしれません。