セックスにおいて大事なことは、愛があるかないか、気持ち良くなれるかなれないかです。
後者は分かりやすいですよね。気持ち良さは、テクニックや気持ちいいことをしてくれる配慮があるかどうかで決まります。配慮と愛は同じじゃないの?と思った人はいるでしょうか?配慮と愛は、全くの別物です。配慮はあくまで配慮。たくさん人がいる中で生きていく人ならば、大なり小なり身につけている形式的なものでしかありません。
しかし、愛は誰に対しても抱ける感情ではありません。そのため愛のあるセックスは、身体的な気持ち良さを通り越して、心の奥底から満たされて余韻を長く堪能することができるのです。愛のあるセックスを知ってしまうと、もう前のセックスには戻れなくなります。
では、愛のあるセックスとはいったいどんなものなのでしょうか。愛のあるセックスについて詳しく見ていきましょう。
目次
- たくさん濡れる
- 頭がぼーっとする
- 幸福感が長く続く
- 心の底から相手のことを好きだと思える
愛のあるセックスは、快感だけを求めたときよりも濡れます。こんなに溢れて大丈夫かな?と思うくらいとろとろになります。女性は愛を感じることによって分泌液が出るといいます。体内の水分量や他の要因ももちろん関係しますが、愛を感じると問答無用で濡れます。
愛のあるセックスは、快感と幸福感によって相手のこと以外考えられないくらい頭がぼーっとします。快感だけでは、気持ち良くなることに集中しようと、どこか理性的なところがあるのですが、愛のあるセックスは意識しなくても気持ちが良くてセックスに集中できます。本能のままの状態になれるので、瞑想をしたあとのようなすっきり感を味わうこともできます。
愛のあるセックスのあとは、セックス中に感じた幸福感をとても長く感じることができます。体力は減っているはずなのに、空を飛べそうなくらいの活力と高揚を感じます。そのまま2回戦に入ることもできます。2回戦どころか3回戦、4回戦を望むほどです。
愛のあるセックスは、くれた愛に感謝し心の底からこの人のことを好きだと思えます。してよかった、出会えてよかった、この人で良かった、そんな全く後悔のない一夜になります。愛のあるセックスは、「感謝を気持ちを抱くセックス」でもあるのです。
- スキンシップが多い
- 前戯から楽しい
- ペースを合わせる
- 愛の言葉を伝え合う
- 見つめ合う
- 終わった後も優しさを感じる
スキンシップは、「愛撫」と完全なイコールではありません。愛撫は快感へ誘うためのテクニックですが、スキンシップは必ずしも性的な快感を伴うものではありません。ハグやキス、頬をすり合わせたり手を繋いでみたり、お互いがお互いに興味を持っていることを示し合うためのものなのです。
前戯は、お互いのムードを高めて快感への期待値を上げるためのものです。前戯で快感を得ることもできますが、本格的な快感とは程遠く前戯で疲れてしまう人も多いのではないでしょうか。しかし愛のあるセックスの前戯は、期待値の高まりがとてつもなく、もっともっとと興奮できます。前戯の時間が愛おしくてたまらくなるのです。
愛のあるセックスには、身勝手さというものが全くありません。相手の息遣いや要望、快感を味わっている時間の長さなど、ペースがあっていくのです。愛があるからこその気遣いが、自然とできてしまうのでしょう。
愛のあるセックスに、愛の言葉は必要不可欠です。愛の言葉があるセックスは、無言でするセックスとは雲泥の差です。「好き」「愛してる」のほかにも、「気持ちいい」「幸せ」「感じてる?」などの感想や言葉責めも愛の言葉です。相手を思えば、無言でいることなど愚の骨頂としか言えません。
愛のあるセックスは、お互いがそばにいることを常に確かめ合うセックスです。気持ちのいいところだけに集中しているのは、愛してくれる相手がいる意味が無いと言っても過言ではありません。相手の存在と気持ちを互いに確かめ合うことで、幸福感が増していくのです。
愛のあるセックスは、終わった後も相手からの愛を感じます。愛がないと賢者タイムは快感の余韻と疲労感が強調されます。しかし、愛があると賢者タイム中も相手から離れたくないと感じるので、声をかけたりずっとくっついていたり冷たさを感じないのです。
- 言葉を交わさない
- 目を合わさない
- 時間が短い
- 満足度が低い
- 避妊しない
- 要望を聞いてくれない
- 終わるとそっけない
愛のないセックスは、会話がありません。気持ち良くさせることや気持ち良くなることだけに意識が向いて、相手に思いを伝えたり気持ちを知ろうとしたりする気が起きないのです。
愛のないセックスは、目が合いません。愛がなければ、合わせる必要性も感じませんし、負担に思うこともあります。愛がないと目を合わせるという行為は、快感に集中できなくなる邪魔なものでしかないのです。
愛のないセックスは、短期勝負です。相手とずっとくついていたい、幸せな時間を共有したいという思いが湧かないので、サクッと終わってしまいます。
愛のないセックスは、快感を得ることはできても、心が満たされることはありません。虚無感に襲われたり、悲しみを感じたりすることもあります。
ここに並べるまでもなく、望んでいないのに避妊せず行うセックスに愛はありません。
痛みを訴えても止めてくれなかったり、こういう風にして欲しいと伝えてもきいてくれなかったりするセックスは、愛がありません。痛みがあっても止めてくれないのは、とても恐ろしい行為です。そういう相手とは、セフレであれ何であれすぐに距離を置きましょう。
セックス中は優しくしてくれても、終わった後そっけなくなるのであれば、愛がないセックスをしている可能性があります。「賢者タイム中にそっけなくされると悲しい」と伝えても改善されなければ、残念ながら、そこまで愛がないということだと考えられます。
- 目を見て会話をできるか
- 優しいハグをしてくれるか
- セックスの場所はムードがある所か
- 前戯は丁寧で楽しいか
目を見て深い話をしてくれない人は、行為だけに興味がある人です。パーソナルなことに興味を持ってくれないということは、セックス中もあなたの些細な変化に関心を抱かないということでもあります。どこか上の空だったたり、自分の話をしてくれなかったり、気持ちが見えない人は要注意です。
ハグがぎこちなかったり、気持ち良いと感じなかったりする人は、あなたに愛情を持っていません。形式的にしているだけです。ただ中には、優しく包み込むハグをセフレにもできる人がいます。その場合は、事後でしか確認ができません。
セックスの場所が安いホテルやムードのない場所なら、それは愛のないセックスになる可能性大です。金銭的問題なのであれば、少しでもムードを出すために努力してくれます。頑張る気のない人は、体だけの関係でも構わないと思っているかもしれません。
雑で簡略化されている前戯をする人とは、愛のあるセックスはできません。慣れやテクニック、意志疎通の量なども関係するので一概には言えないので、要望を伝えてみて改善出来そうか様子を見てみましょう。
- 会話をたくさんする
- 名前をたくさん呼ぶ
- 積極性を出す
- セックス中もコミュニケーションを大切に
愛のあるセックスをするためには、いかにお互いを深く知って信頼し合えるかが大切です。身も心も相手にゆだねて、不満を感じないように、相手のことはたくさん知って、あなたも相手のことをたくさん知っておきましょう。
セックス中に好きな人から名前を呼ばれると、興奮しやすくなります。愛の言葉が照れくさいという人も、愛の言葉を言う前段階として心の準備ができますし、お互いの存在を確かめ合うこともできます。
受け身だけのセックスは、片方しか満たされません。双方が相手のことを思って動けたら、2人とも愛を感じてさらに相手に尽くそうという気持ちが湧きます。相乗効果を狙いましょう。
気持ちいいと感じていることやこうして欲しいという要望は、積極的に伝えるようにしましょう。お互いの理解を深めることにもなりますし、相手がいることの意味を感じやすくなります。
愛のあるセックスは、できると今までのセックス価値観が変わるほど幸せになれます。この瞬間を大切にしようと感謝の気持ちも生まれます。ぜひ、素敵なナイトライフをお過ごしください。