恋の「駆け引き」というと、思わせぶりな態度をしているのに、突然気のない素振りをして、好きな人の気を引くためのテクニックのことを指します。
恋愛では「駆け引き」ができたほうが有利に進むとされていますが、「駆け引き」って何をすればいいのか分からない人もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな恋の「駆け引き」テクニックやNG例を紹介しているので、一緒に詳しく見ていきましょう。
目次
- 「駆け引き」をする男性心理
- 「駆け引き」をする女性心理
「駆け引き」をする男性は、積極的なアプローチをして失敗したくない、追われる恋愛をしたい、という心理を持っています。
ただ中には、駆け引きのつもりがない人もいます。たとえば自信がなくて積極的に行けない、恋愛をしたい時期ではないというような理由もあるため、駆け引きっぽくなってしまうこともあるようです。
女性も同様に、男性から追われる恋愛がしたいと思って駆け引きをする人は多くいます。また、それだけではなく、相手の気持ちが読めず、確かめるために駆け引きをするケースも多いでしょう。
- ほのかに好意を示す
- 軽いスキンシップを取る
- 相談事をする
- ちょっとしたお願い事をする
- メッセージは簡潔に
- 意中の人意外とも話をする
- 2人だけの秘密を作る
好きな相手であっても、なるべく「好き」とは言わないようにしましょう。ですが、それでは駆け引きにならないため、相手へ好意があることを示すためにも内面や能力、身に付けているものをたくさん褒めると効果的です。
スキンシップは、男女に共通する駆け引きテクニックの1つです。このときにべたべたしすぎると、相手によっては引かれてしまったり軽く見られる可能性があります。軽く触れる・体の距離を少しだけ近付ける程度にとどめましょう。
男性は、女性に頼られると嬉しいと感じる人が多くいます。その心理を逆手にとって、アドバイスできそうな内容の相談事を持ち込んでみましょう。しかし、一方的な愚痴を嫌う男性は多いので、話しの内容には注意してください。
とくに男性は頼られると嬉しいと感じる人が多いため、簡単なお願い事をするのも効果的です。ペットボトルのキャップを取って欲しい、高い場所の物を取って欲しいなど、簡単なお願いに限定してください。難しいお願い事は負担になってしまうので避けましょう。
メッセージでやり取りする場合は、長文は避けて簡潔に分かりやすい内容を心がけてください。要点が分からない自己完結型のメッセージはNGです。質問しやすく、分かりやすい内容を心がけましょう。
好きな人とだけ話したい気持ちは分かりますが、駆け引きをするのであれば、好きな人以外とも積極的に話す機会を設けてみると良いでしょう。モテる女性を演じることで、彼の嫉妬心を掻き立てられるかもしれません。
このとき、意中の人には積極的に話をする、他の人はドライに対応するなど、差を少しつけておくと効果的です。
秘密は何でもいいので、2人だけの内緒ごとを作ってみてください。
これは「カリギュラ効果」と呼ばれるもので、禁止されると興味が湧いてくる心理テクニックの1つです。ライトな秘密を作って、駆け引きを楽しみましょう。
- やりすぎないようにする
- そっけなすぎる態度はとらない
- 良い雰囲気になったときには使わない
- 駆け引きされると冷める人もいる
駆け引きだとバレてしまうと、気持ちが冷めてしまう男性も多くいます。駆け引きは相手の気持ちを惹きつけるには効果的ですが、やり過ぎると逆効果になる場合もあるため、頻度には注意しましょう。
これまで親しくしていたのに、いきなりそっけない態度を取られると、気になってしまう人は多くいます。しかし、あまりにもドライすぎる態度は「嫌われたのかな」と思われてしまうため、冷たい態度はとりすぎないように気を付けましょう。
お互いに良い雰囲気になれたときに、駆け引きを使われると冷めてしまう男性も少なくありません。彼からの好意を感じたら、駆け引きはせず気持ちをしっかり伝えるようにしましょう。
男性の中には、駆け引きされると冷めてしまう人も多くいます。駆け引きが苦手、得意ではないと感じる場合は、無理に駆け引きせず、素直に気持ちを表現した方がうまくいくケースもあります。
- 返信を過度に遅らせる
- 誘いを断る
- 他に狙っている人がいることを匂わせる
メッセージの返信を過度に遅らせると、男性は「脈がないのかな」と感じてしまいます。また「他に誰かいるのかもしれない」と思って、気持ちが冷めてしまうケースも少なくありません。返信を遅らせるときは数時間に留めておきましょう。
好きな人からの誘いを断ることで駆け引きになると思っている人も多いでしょう。勇気を持って誘ってきたのに断られたら、次に誘おうとは思わないですよね。好きな人から誘われた場合は、素直に応じましょう。
お互いに好意に気付いているのに、他に好きな人がいることを匂わせるのはNGです。「他に好きな人がいるならあきらめよう」と思われて、折角のチャンスが遠のいてしまう可能性があります。
- 心理戦
- 交渉
- 腹の探り合い
心理戦とは、物事がこちらに有利に働くよう、相手を誘導することです。心理効果を使うことで恋愛を有利に持っていく行為は、まさに「駆け引き」といえるでしょう。
「心理戦を使って相手の気持ちを翻弄した」
交渉とは、お互いの要求を提示したうえで、話し合いの場を持って妥協点を見つけることです。そのため交渉とはまさに、ビジネスにおける「駆け引き」ですよね。
「相手と交渉して見事成功にこぎつけた」
腹の探り合いとは、相手の言動から表に見せていない本心や意図を見極めようとすることです。異なる意見を持っていても、本心を隠しているというところが「駆け引き」と似ているのではないでしょうか。
「お互いの気持ちを知るために、腹の探り合いが続いた」
- 恋の「駆け引き」の英語表現
- ビジネスシーンで使える「駆け引き」の英語表現
恋の駆け引きは、英語表現で「play games」と書きます。
日本語でも、遊びのような恋のことを「ゲーム」と呼ぶことがあるため、覚えやすいかもしれません。
たとえば「恋の駆け引きをしない方がいいよ」は、「You shouldn't play games.」と表現します。
ビジネス英語で「駆け引き」といいたいときは、以下のような表現を使います。
・bargaining:駆け引き
・strategizing:戦略
・negotiating:交渉
たとえば「彼女は駆け引きが上手なの」と伝える場合は「She's good at negotiating.」といいます。
彼の気持ちを知るために、恋の駆け引きにチャレンジしたいと思う女性は多いでしょう。テクニックを上手に駆使すれば、彼を虜にすることができるかもしれません。
ですが、駆け引きが分かると気持ちが冷めてしまう男性もいる点には注意が必要です。用法用量を守って駆け引きを楽しみましょう。