50代からも…?「熟年不倫」に陥るきっかけ・原因について大解明
40~50代の熟年不倫は、SNSの普及によって増加傾向にあります。熟年不倫が起こる時は、様々なきっかけや原因があるでしょう。熟年離婚のメリットとデメリットから、熟年不倫にハマりやすい人の特徴までご紹介します。

「熟年不倫」は増えてきている!?

40~50代の熟年離婚・熟年不倫は増えてきています。若いころに比べて経済的な余裕が生まれたり、子育てがひと段落すると行動できる範囲も広がりますよね。余裕ができた頃、夫婦関係が悪化したことがきっかけで熟年不倫をはじめてしまう人もいるでしょう。

女性は20代よりも30~40代の方が性欲が高まるため、満たされない欲をどうしても埋めたいと思う女性は、熟年不倫にハマります。熟年不倫相手は、職場の同僚や上司、SNSで知り合った人など様々です。

不倫経験のある7割以上の人が1年以上交際しているというデータもあるため、長い間同じ相手と会っているケースも多いでしょう。反対に、熟年不倫をしている人はマッチングアプリで単発の出会いを繰り返すことは少ないようです。

自由に使える時間やお金がある

若い頃は育児や家事、生活費を稼ぐことに追われて異性と出会う時間すらないこともあるでしょう。出会えたとしても、結婚生活の忙しさからLINEのやり取りすらできないという状況も珍しくありません。

40~50代になると金銭的な余裕が生まれたり、子どもにかける時間が減ってきたりして、生活の自由度も上がってきます。

熟年不倫がバレにくいのは、仕事や家庭の都合をある程度コントロールできるようになるからです。お金や時間を自由にできることがきっかけとなり、スリルや刺激を求めて熟年不倫にハマるパターンもあるでしょう。

子どもがひとり立ちすると「親としての責任は果たせた」と安心し、罪悪感が薄れて熟年不倫をはじめてしまうケースもあるようです。

精神的・肉体的ストレス

40~50代の熟年世代は、パートナーと自分の親もかなり高齢になってきますよね。肉体的・精神的にもキツい介護を余儀なくされている女性も少なくないでしょう。

介護と仕事や家事の両立は想像以上にハードで、気づかぬうちに膨大なストレスが溜まります。妻のストレスを夫が無視していたり、周りに支えてくれる人がだれもいないと、精神的な癒しを求めて熟年不倫に走るケースもあります。

夫がまったく家庭をかえりみないと、妻は長い間精神的な孤独を感じ続けることになります。夫から受けてきた長年のモラハラやDVに嫌気がさし、時間的余裕が生まれたことがきっかけで、家庭から逃げるため熟年不倫をすることもあるでしょう。

夫婦生活のマンネリ化

結婚してから20年近く一緒に生活していると、どうしてもマンネリ化してしまうこともあります。付き合いが長くなるほど家族という感覚が強くなり、異性として意識しにくくなってきますよね。

ケンカをしたあと出来心から熟年不倫をしてしまったものの、愛情が冷めきっていると罪悪感や後ろめたさを感じないケースもあるようです。

ダラダラと熟年不倫を続けてしまう原因が、冷めた夫婦関係やコミュニケーション不足からきていることも珍しくありません。パートナーのことを嫌いになっていなくても、マンネリ化が原因で刺激を求めて軽い気持ちで熟年不倫に走るパターンもあるでしょう。熟年不倫に陥りやすいかどうかは、夫婦関係の温度感にも左右されます。

ネットなど気軽に出会えるようになった

熟年に限らず不倫が増えている原因に、SNSの普及が大きく影響しています。SNSを利用すれば、今日会える異性を探すこともできますよね。

時間的にも金銭的にも余裕ができると、SNSで知り合ったすこし遠くの人にも会いに行くことができます。ネットで趣味のつながりを作り、その中の1人と熟年不倫をしてしまうケースもあるでしょう。

連絡がマメで好奇心旺盛、新しいモノに挑戦するのが好きで行動的な人は、SNSを通じた出会いにも積極的です。

40~50代はSNSを通じた出会いを新鮮に感じる人も多く、ハマってしまうことが意外に多いんです。SNS上で偶然過去の恋人を見つけて、燃え上がってしまい熟年不倫も陥ってしまう人もいますね。

「熟年不倫」にハマりやすい人の特徴

熟年不倫にハマりやすい男女の特徴と、熟年不倫が起こりやすいタイミングをご紹介します。女性は専業主婦をやめて、子育てが落ち着いてパートに出始めた時。

男性は、仕事がある程度うまくいっていて役職を持っていたり、バリバリ働かなくてもお金と時間に余裕ができてきた時です。

「実年齢よりも若く見られる」「オシャレにこだわりがあり、若い頃モテていた」タイプは、男女ともに熟年不倫にハマりやすいでしょう。ルックスが良いと熟年不倫の相手に誘われることも増えますし、若い頃モテていたなら「まだイケるかな」と自分を試したくなる人もいます。

加齢とともに変化する性欲がパートナーと釣り合わなくなると、欲求不満から熟年不倫に走るケースもありますね。

熟年で別れる事のメリット

熟年離婚をすると、自由な時間と選択肢が増えるでしょう。義実家との付き合いもなくなり、夫やその親の面倒を見る必要もなくなります。自分のために時間を使えるのは、すごく大きなメリットです。

夫の分の家事まですべてこなしているなら、熟年離婚をすることで肉体的な負担も減るでしょう。子どもが成人済みで自立している場合、新しい異性との出会いのチャンスも増やせますよね。

熟年離婚をすることで、新しい異性と恋愛し再婚することもできます。どうしても現在のパートナーに魅力を感じない場合、熟年離婚を選択し新しい人生を考える人も増えています。

家庭のために自分を犠牲にしてきた人ほど、自由のメリットを強く感じるでしょう。

熟年で別れる事のデメリット

熟年で離婚をすると、精神的にも経済的にも大きな負担がかかる可能性があります。専業主婦として暮らしてきた場合は、自分の生活費を稼ぐために仕事を見つけなればいけませんよね。また、不慮の事故や病気が見つかっても1人でなんとかしなくてはいけなくなります。

熟年離婚後すぐに体調が悪くなってしまった場合、1人不安な日々を過ごすことになってしまうでしょう。

子どもが未成年で同居をしている場合、養育費で揉めたり引っ越しの手間がかかるというデメリットもあります。

勢いで熟年離婚をしたものの、数年後に「一緒にいればよかった……」と後悔してしまう人もいます。熟年離婚を希望する時は、考えをしっかりまとめた上で計画的に進めることをオススメします。

まとめ

熟年不倫が起きるきっかけは、「日々のストレス」「パートナーへの不満」「刺激欲しさ」のいずれかに当てはまるでしょう。時間と金銭に余裕ができて毎日が退屈だと、熟年不倫をして紛らわせようとする人もいます。

熟年不倫関係が長引きやすいのは、昔の恋人と再燃またはストレスを癒してくれる相手との出会いです。背徳感やスリルが癖になってしまったり、相手と共依存関係に陥ると、熟年不倫をやめられなくなる人もいるので注意してくださいね。

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