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目次
ポリネシアンセックスとは?
そもそもポリネシアンセックスという言葉に馴染みがないという方も多いかもしれません。
通常のセックスでは男性が射精することや女性がオーガズムに達することをフィニッシュとしますが、ポリネシアンセックスでは相手との精神的な交わりを重視しています。彼と体を一つにすること以上に、心を一つにするセックス。それが「ポリネシアンセックス」の最大の特徴なのです。
特徴が良く似ていることからスローセックスと一緒にされがちですが、ポリネシアンセックスは5日間かけて行うものなので、全くの別物です。
ポリネシアンセックスのルーツ
「単なる生殖行為としてではなく、愛する相手と体を交えて気持ちよくなりたい」という考え方が人間の持つ性の特徴であるとするならば、ポリネシアンセックスはある意味究極のセックスとも言えるでしょう。
何故なら、この方法の真髄は「射精を目的としない交わり」、つまり生殖行為ではないセックスであるということ。体液ではなく「気」の交換、言い換えると性エネルギーの交換といった方法で行うセックスなのです。
ポリネシアンセックスの方法① 1~4日目
ポリネシアンセックスは通常のセックスとは大きく異なり、5日間に1回だけ挿入をし、残りの4日は性器以外の愛撫だけに留めます。
この挿入をしない4日間は、挿入する日まで興奮を高めていくための期間です。毎日の愛撫も最低1時間をかけ、じっくり行います。
5日間という日数を要するものなので、あらかじめお互いの予定を確認してセックスする日を決めましょう。生理周期のチェックも必要ですね。
ポリネシアンセックスの方法② 5日目
4日間に渡る丁寧な愛撫を終えた5日目、ついに2人の体が一つになります。
お互いに焦らされ続け抑制された性欲が一気に解放し、とてつもなく盛り上がりそうなものですが、まだ焦ってはいけません。
挿入した後も30分はピストン運動を行わず、決して動かさないようにしてください。その間キスをしたり、抱きしめたり、愛撫をしましょう。
このピストンしない時間をたっぷり味わうことで、パートナーとの心の繋がりがより深くなっていきます。
挿入から30分ほど経過したら、ようやくピストンを開始します。ピストンもまた「じっくりゆっくり」がポイントです。
さらに40分ほどかけて、お互いにピストンの感覚を楽しみましょう。
そのため、体位は刺激の強いバックや騎乗位よりも、スローに交接できる座位や側位がおすすめです。
ポリネシアンセックスの方法③ 注意点
ポリネシアンセックスの方法を見て「難しそう」「我慢できなくなりそう」と感じた方もいると思います。
確かに、ポリネシアンセックスの課題の一つは「我慢しきれずに通常のセックスをしてしまう」「途中で集中力がなくなったり、飽きてしまう」ことなどにあります。しかし、そうならないためにいくつかコツがあります。
・生理の期間と1~4日目を合わせるようにする
・食後の満腹時は性感が弱まるので避ける
・目の前のパートナーに集中するためにテレビやスマホの電源を切る
・安心できる環境が整っていることが重要になるので普段から抱き合って眠る
などです。
ムードを高めるアロマオイルを焚くのも効果的でしょう。
ポリネシアンセックスのメリット
ポリネシアンセックスはゆっくり時間をかけて行うため、勃起力の弱い人や性欲が少なめの方でも無理することなく楽しめるのです。
時間に囚われることなく相手に没頭できて、心の繋がりを特に求める女性にとっては高い幸福感を長く得ることができる最高の時間ではないでしょうか。
また、愛撫のみのセックスにより、相手や自分の新たな性感帯の発見にも繋がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ポリネシアンセックスはこれまでの一般的なセックスとは違う、人間としての新しいセックスの形といえます。
ただし、マンネリを感じているカップルだと行為が続かない場合や、関係の浅いカップルだと精神的な繋がりまで到達しない恐れもありますのでご注意ください。
ポリネシアンセックスを行うことで心が満たされ、明日への活力が湧いてくるような幸せなセックスライフを楽しんでください。