
「外イキは経験したことがあるけど…」という方も、「そもそも『イク』ってどんな感覚?」という方も、本記事を是非チェックして、性生活に新たな知識として取り入れてみましょう!
目次
外イキと中イキの感度の違い
人によって、外イキと中イキの快楽の違いはありますが、一般的には「中イキは外イキよりも遥かに気持ちよく、一度経験すれば病み付きになる」と言われています。
具体的に挙げていくと
・クリトリスでイクよりも断然気持ちいい
・下半身から体全体に気持ちよさが広がってくる感覚
・子宮の奥深くに響く感じがする
・一度中でイクと何度もイッてしまうようになる
ということです。
あくまでも個人差があり、感じ方や中イキのしやすさもあります。また、パートナーとの相性も大きく関わっています。
しかし、多くの人はクリトリスによる外イキよりも中イキの方が気持ちよく、これまでに体験したことのない快楽を味わえると実感しているのです。
中イキできない原因とは
「中イキできない」という方には、大きく分けて2つの原因があります。
まず1つ目は、心理的なものです。
過去に性的なトラウマがあったり、セックスの時に痛みや恐怖を感じてしまう、あるいはそれらを感じたことがある。また、パートナーとの関係性に問題があるといったようなケースです。
2つ目は、身体的なものであり、膣内のGスポットを開発できていないという性感帯が未発達であることが要因。こちらのケースが大半とも言えるでしょう。
また、外イキの経験もなく、そもそもオーガズムを感じたことがないという人も少なくありません。
「どうして自分は中イキができないのか?」ということをまず知って、適切な対策を行いましょう。
対策① 心理的要因がある場合
「中イキできない」という理由に、心理的な要因が挙げられる人は、まずは焦らないことです。
外イキでも中イキでも共通するのは「オーガズムを感じる」ということですが、これは心理的な興奮によって引き起こされることでもあるのです。
たしかに、性器への物理的な刺激により「気持ちいい」と感じて絶頂に達するものですが、「気持ちいい」としっかり感じていること、リラックスした状態であること、性行為をするパートナーに対して深い愛情を感じていることが大切です。
中イキによる最上級の快感を得ようとする前に、まずは前戯や性行為でしっかりと気持ちよさを覚える必要があります。そのためには、何も急ぐことはないのです。心の状態や、パートナーとの関係をより良いものにする方法を探してみましょう。
対策② 性感帯が未開発の場合
オナニーやセックスでクリトリスによる外イキを経験したことがある人は、「イク」という感覚を知っているので、中イキに対して特に興味深いのではないでしょうか。
「イク」という感覚は刺激を繰り返し、身体を開発していくことによって、敏感になったり快感を拾いやすくなり、達することができる感覚です。
中イキするために刺激すべき場所は、Gスポット、Aスポット、ポルチオの3種類があります。
「あまり触ったことがない」「刺激したことがない」という方は早速、指やバイブ、ディルドなどを使ってオナニーで性感帯を開発しましょう。まずはそれぞれの自分のスポットを見つけることから始めてみてください。
中イキの練習を繰り返すことで、イキやすい体づくりになります。
対策③ オーガズムを感じたことがない場合
中イキ以前に、そもそもオーガズム自体が未経験という方も一定数います。「セックスでイクことができる」、「オーガズムに達したことがある」という人は、一説では女性の3分の1ほどと言われています。
つまり、中イキのみならず外イキも、「イキやすい」体にするためには練習を重ねることが必要ということになります。例として、外イキは多くの女性がクリトリスによる刺激によってオーガズムに達しているのですが、その経験のない人が最初から中イキを経験するというのは、そう簡単ではないのです。
オーガズムを感じたことがないという人は、まずは外イキにいる性的快感を経験してみて「オーガズム」や「イク」という感覚がどんなものか、繰り返し感じてみるといいでしょう。
慣らすための機会としてはパートナーと行うセックス中より、一人で時間をかけて集中できるオナニーの際の方がオススメです。
中イキしやすい体位
挿入後にGスポット(中イキする為のスイッチのようなもの)を刺激しやすい体位、これがセックス中に中イキしやすい体位です。腰の位置やペニスが当たる場所を調整して、セックス中の中イキに挑戦してみてください。
例としては
・騎乗位
・バック
・背面側位
・松葉崩し
などが、中イキに特に向いている体位として挙げられます。
それぞれの体位ごとに、女性側の感度が増す角度の調整のしやすさや、奥まで突かれる感覚は異なるので、パートナーと2人でより一体感を味わえる体位を見つけてみてはいかがでしょうか。
その他の開発方法① 子宮を揺らす
オナニーやセックスの体位などによる中イキの方法を説明しましたが、番外編としてその他の方法も2つご紹介していきます。
1つ目は子宮を揺らすといった方法です。
この方法は、性行為中で「中イキできそうなのに…できない!」といった方へ特にオススメです。
中イキするために一番大事なのがメンタルです。トランス状態に入るために、まずは体の力を抜いて深呼吸し、リラックスしましょう。リラックスすればするほど深いトランス状態になり、頭がぼんやりしてきます。
その次に、想像力を高めて興奮することがポイントです。気持ちいいという感覚やエネルギーを子宮に溜めていくというイメージを持ってください。その子宮に溜まった気持ちいいパワーがイクと同時に放出する、それが「中イキ」の感覚です。
その他の開発方法② クリニックでの治療
2つ目はクリニックでの治療をすることです。
外イキを繰り返し行う、Gスポットなどの開発によって中イキの練習をする、中イキしやすい体位を試してみる、子宮を揺らす……など、上記のあらゆる方法を実践してみるも、どうしても中イキができないといった方へオススメします。
人間の身体は、顔と同じで個人差があるものです。生まれつき快楽を感じやすい身体の人もいれば、クリトリス包茎などによって快感を得にくくなってしまっているケースもあるのです。
性の個人的な悩みは、友達や家族、パートナーには相談しにくいという方も少なくありません。しかし、クリニックのドクターは女性の身体についてのスペシャリストなので、安心して打ち明けられるでしょう。
治療を受けるかどうか迷っている方も、相談をしてみることで解決策が見つかるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「中イキ」に関する具体的な内容を紹介していきました。
多くの女性にとってプライベートな悩みである「中イキ」は、女性自身の心の状態や体質によってなかなか経験に至らないといった場合もありますが、経験を重ねてコツを掴んでいけば決して不可能ではありません。
中イキを覚えるとパートナーとのセックスの満足度も増しますし、何より女性にとって究極の性の喜びと称されているものなので、興味のある方は本記事を参考にして、是非ナイトライフに活用してみてください。