文句ではなくて「お願い」にする
不満を聞くことや、不満が伝わることは、少なからず「不快感」を覚えるものです。もし、相手に不満があるときは、文句をいうのではなく「お願いベース」で伝えるようにしましょう。文句だけだとアピールのようになり、一方的に攻める状態になってしまいます。
そこで「不満だからこうしてほしい」「この部分を改善してほしい」と、お願いする形で相手に伝えることで、相手も「そこが不満だったのか」「自分も悪いところがあったな」と受け止めやすくなります。
お互いに不平不満をぶつけても、喧嘩をするだけで根本的な解決には向かいません。話し合う余地がある間に「お願い」を伝え合うことで、平和的に問題解決ができるでしょう。
不満を感じたらすぐに言う
何事にも無理をして我慢し続けることは得策ではありません。もし、不満を感じたらすぐに伝えるようにしましょう。ため込んでしまうと余計ストレスとなり、蓄積したフラストレーションはいつか爆発してしまいます。
また、ただのイライラでも積もりに積もって、「もう我慢できない!別れよう!」と、別れの原因となることも。そのため、不満を感じたらすぐに伝えることが大切です。「じゃあどうしようか?」「この方法はどうだろうか?」と話し合いましょう。
また、自分1人で解決することや、我慢すれば済むといった考え方は改めましょう。ただし、不満を伝えたときに逆ギレしたり、話し合う態度ではなかったりする場合は、そもそも付き合いを考え直した方がよいかもしれません。
頑張っているところを褒める
褒められて、嫌な気分になる人はいません。特に好きな人から褒められると、普通に褒められるよりもいい気分になるように、相手のよいところはどんどん褒めていきましょう。よいポイントを褒めることは、相手へのリスペクトです。
尊敬し合う関係性は、長期的にキチンと付き合っていける健全な関係性とも言えるでしょう。褒めるポイントは、ささいなことでかまいません。ただし、心の中で「すごいね!」と思っているだけでは伝わらないため、ちゃんと言葉に置き換えて発信しましょう。
例えば「ゴミ出ししてくれてありがとう」や「仕事を頑張ってすごいね」「いつも美味しいごはんを作ってくれてありがとう」など、褒めることはたくさんあります。
自分に対する不満もちゃんと聞く
いつ何時でも、自分がすべて正しいとは限りません。自分が言いたいことがあるときには、相手も何か言いたいことがあると考えたほうが無難です。
もし、相手へ不満があり、改善点を伝えたときは、「もし、私も直したほうがよいところがあったら、遠慮なく教えてほしいな」と伝え、相手からも本音を打ち明けられる時間を作りましょう。
一方的に不満をぶつけられた方は、フラストレーションがたまり、「不平等だ!」と感じてしまいます。これでは長期的な付き合いを望むことはできません。お互いに相手を思いやり、平等に接することが大切です。どのようなときでも、耳が痛くても「自分に対する不満もちゃんと聞く」、心の余裕を持っておきましょう。
自分が間違っていたらちゃんと謝る
最後は、もし自分が悪い場合や間違っていたときは、キチンと「謝る」ことです。自分自身はそんなつもりがなかったとしても、相手を傷つけたり、マイナスに受け取られてしまうような言動や発言をしたことは事実です。意地を張っていても、何も解決にはなりません。
ですので誠心誠意、心を込めて「ごめんなさい」と謝りましょう。謝ることは恥ずかしいことでも、負けたことでもありません。本当に相手を思いやるならば、無駄なプライドは手放すことです。
また、ただ単に謝るのではなく、「あのときはこうだったから、傷つけるような言葉を言ってしまった」「このような理由があった」など、理由と一緒に伝えることで、相手もあなたのことをより一層理解が深まり、今後の関係性を深めていけるでしょう。
まとめ
今回は、長続きの秘訣や不満を溜め込まない方法について紹介しました。
長く続くカップルは、まず話し合いが1番大切です。恋愛が長続きするコツはいくつもありますが、「うまくいかないときに話し合いができるかどうか」は、今後を左右するほど大事な要素です。
「言葉」は傷つける武器にも、癒やす魔法にもなります。まずは一旦深呼吸。相手を思いやった行動を心がけましょう。今の恋愛や、今後の恋愛の参考にしてください。