セックスで尿意を感じてしまう理由
実は、エッチ中におしっこがしたくなってしまう女性はとても多く、およそ8割の女性がセックス中にトイレに行きたくなったと回答しているほどなのです。
行為中にトイレに行きたくなってしまう理由は、膣と膀胱・尿道との距離が関係しています。膣と膀胱や尿道は隣り合わせのように近くにあるため、手マンや挿入などの膣内の刺激によって体がその刺激を尿意と勘違いしてしまっているのです。
膣内の刺激による尿意の場合は、トイレに行っておしっこをしようとしてもほとんど出ません。セックス中に「トイレに行きたくなっていってみても、全然でなかった。」なんてときは、セックス中の刺激によって膀胱や尿道も刺激したため尿意を催したと考えられるでしょう。
また、セックスによって緊張がたかまり交感神経が興奮したことによって、膀胱が活動的になってトイレに行きたくなるということもあります。
イク時は尿意を感じるもの?
「おしっこを我慢すればイケる」という説もあります。膣を刺激されていることでおしっこをしたくなっている時は、Gスポット刺激できていて、その先に快感がまっている可能性があるのです。
「漏らしちゃったら恥ずかしい」という気持ちから快感から遠ざかってしまうこともあります。その先に中イキや新しい快感があると信じることで、尿意への心配を快感に変えるとができます。
オーガズムの前兆としての尿意は、おしっこを我慢するような辛いものではなくて、体の奥がうずくような感覚に近いものです。
しかし、誰でも尿意がイク前兆というわけではありません。イケると思ってトイレを我慢しすぎるのは禁物。
尿意と潮吹きは一緒?
尿意を我慢すると潮吹きができると考える人もいます。
おしっこと潮はどちらも尿道から出るのですが、異なるものとされています。潮吹きで出る分泌物は、無色透明の液体でおしっこのような黄色い液体ではありません。しかし、膀胱を刺激されてでるおしっこも無色に近い場合があるので、間違えないように気を付けましょう。
潮吹きの時も尿意を感じるので、「潮吹きかと思って尿意を我慢していたらお漏らしだった」なんていう失敗もあり得るのです。なので、潮吹きをしてみたい女性は漏れても大丈夫というリラックスした環境や精神状態で臨むことが大切です。
尿意を感じたときの対策
彼とのエッチで尿意を感じてしまったけどムードを壊したくないから言いづらい…なんてこともあるでしょう。尿意を感じた際の対処法はいろいろあります。
ひたすら我慢してえっちが終わってからトイレに行ったり、正直に伝えてトイレに行くのもアリです。また、彼がやめてくれなくてお漏らしをしてしまったというパターンもあるのです。
しかし、セックス中のトイレ我慢は膀胱炎の原因にもなってしまうのです。膣内の刺激が原因ではなくて、本当にトイレに行きたいのにそれを我慢してしまうと、健康を害してしまいます。セックスに集中ができないくらいにトイレに行きたい場合や、お腹が不快な場合は彼に正直に言ってトイレに行きましょう。
また、行為の前や後にトイレに行くこともとても大事です。あらかじめトイレに行っておくことで、すでに出しているという安心感から尿意を感じにくくなる可能性もあります。
尿意を事前に防ぐ方法
あらかじめトイレに行っておくことが大事ですが、ムードを壊したくない思いなどから行けないこともあります。体位を変えることで、尿意がなくなることもあるのです。正直に言うのではなくて、「上に乗りたい」「顔が見たい」などと可愛くお願いしてみましょう。
また、バックは膀胱が刺激されにくくなるので、本当におしっこに行きたい場合では無ければ、尿意が弱まります。それでも行きたい場合は、一度中断してトイレに行くことが大切。
また、利尿作用のあるものを避けるのも一つの手です。飲み物全般を避けるのではなくて、コーヒーや緑茶、紅茶などの利尿作用があるものを避けてみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。尿意はオーガズムや潮吹きの前兆であったり、本当にトイレに行くことが必要だったりと、見分けが難しいときがあります。
我慢は身体にとってよくないので、おしっこを我慢するのが辛いようだったら、素直に彼に伝えてトイレにいくことが大事ですよ。
なによりも、彼とのセックスをリラックスして楽しむことが大切です。