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ソフトSMとは?ハードSMとの違いとは?
SMプレイの中で初歩的なプレイをすることを言います。「S(サディズム)」は相手を痛めつけることを楽しいと思う性質、「M(マゾヒズム)」は痛めつけられることに嬉しさを感じる性質のことです。ソフトSMに対して、ハードSMというものがあります。明確な違いはありませんが、一般的にハードSMは痛みや汚いことを伴うプレイとして認識されています。しかし、痛みを伴うと言っても、たたくプレイ(スパンキング)も軽いものであればソフトSMだという考えもあります。以下でソフトSMプレイにはどんなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。
①言葉責め
SMプレイ初心者が一番入りやすいのは「言葉責め」です。ノーマルプレイでも使える技なので、抵抗感がなく取り入れやすいのがポイントです。
言葉責めは、自然と言葉を発せるシチュエーションになるため、主従関係を模倣するときやセックス時のコミュニケーション不足解消に役立てることができます。
例えば、「濡れてるね」「勃ってるね」などの実況、「こういうことされて気持ちいいんでしょ?」といった気持ちの代弁が王道です。
耳元や性感帯に口を付けながら言ってみたり、SMプレイならではの羞恥心を煽る言葉のチョイスも効果的です。相手に恥ずかしい言葉をわざと言わせるといった方法もあるので、様々なシチュエーションで楽しんでみましょう。
②メッセージ・電話で調教
パートナーと直接会えない時でもSMプレイは可能です。電話やメッセージのやり取りで恥ずかしいことをさせる指示をしてみましょう。
この方法は、デート前にメッセージで恥ずかしいやり取りをして気分を盛り上げて、会ったら即エッチに持ち込む前戯としても使えます。
電話やメッセージは気軽にエッチな言葉や画像を送ることができますが、データの流出には十分配慮して楽しんでくださいね。
③セックストイ責め
セックストイを使って、刺激的なSMプレイを楽しんでみましょう。
SMプレイではおもちゃだけを使うのではなく、他の技と合わせて使うとより盛り上げることができます。言葉攻めや焦らしプレイ、拘束プレイと一緒におもちゃを使ったり、装着したまま外出したりなどの工夫をしてみるのも良いでしょう。
強い刺激がほしい人は電マを使用し、じっくり責めたいときはローターがおすすめです。ただし、使うときは清潔と安全を第一にして使うようにしてくださいね。
④目隠しプレイ
目隠しプレイはSMプレイの基本ではありますが、スリルを味わいたい方におすすめの方法です。
人間は感覚のほとんどを視覚から感じているため、視覚を遮断するとそのほかの感覚が研ぎ澄まされていきます。
その性質を利用した目隠しプレイは、人の感覚を研ぎ澄まし、どこをどう触られるのかわからない状況でより興奮度を高めてくれます。わざとエッチな音を立てて愛撫することで、普段よりもさらに興奮しやすくなるかもしれません。
⑤拘束プレイ
手錠やタオルなどで体の自由を奪う「拘束プレイ」は、自由を奪われているという状況がスリルと興奮を生み出します。
手錠は安く手に入れることができます。組み合わせて、看守と囚人のロールプレイにも使えちゃいますね。もし縛られた時に痛みを感じるようなら、タオルやマフラーなどでも代用できるので、やわらかい素材でできているものを選びましょう。
最初は手足を後ろで縛り、慣れてきたら様々な場所で拘束するのも良いでしょう。高さのある場所で拘束されると、自然と立っている状態になり、恥部をさらけ出すポーズになってしまうので、恥ずかしさも興奮材料となるでしょう。
注意して欲しいのは、本当に身動きが取れなくなるといざというときに自分の身を守れなくなることです。信頼できる相手と行うようにしてくださいね。
⑥焦らしプレイ
クンニやフェラを途中でやめてみたり、挿入をイク手前で止めてみたりして、絶頂や快感を相手の思うようにさせない「焦らしプレイ」は、主導権を握りやすくなるので主従関係をはっきり築くことができます。
SMプレイの王道でもあるこの方法は、焦らされることでより欲求が高まり、興奮を高めてくれるスパイスです。相手は快感が欲しくて相手の命令に従順になるため、様々な要求をしやすくなります。
言葉責めとセットで使うとより興奮度を高めてくれますよ。
⑦氷責め
氷を使って行う「氷責め」は、セックストイを持っていないときにできるSMプレイの裏技です。
冷たい感覚が肌を刺激して快感に敏感になれます。口にくわえたまま相手の体に氷を押し付けてみたり、膣付近に押し当ててみたりするのもいいでしょう。
ただ、女性は体を冷やすと感度が鈍るので、温かい室内か洋服を着たまま行うのがおすすめです。まずは肌の上で氷を溶かすように滑らせてみましょう。
低温やけどしないように場所を頻繁に変えながら、冷たい刺激を楽しんでくださいね。
⑧オナニー観察
ひとりエッチを観察する「オナニー観察」は、ひとりでエッチしている所を見られているという羞恥心が興奮を誘うSMプレイの一環です。
まずは視姦プレイから始めてみましょう。
ひとりが裸になり、もうひとりは何もせずに見ているだけの状態になります。十分堪能したらひとりエッチをさせてみましょう。ひとりエッチ中に指示を出したり、手を貸すのもおすすめです。
コスプレでも楽しめるこのプレイは、相手の合意があればカメラを向けるとより興奮度を高めることができます。
⑨筆プレイ
SMプレイの1つとして楽しめる「筆プレイ」は、メイク道具や習字の筆などを使って相手の体を刺激する方法です。柔らかな質感が、くすぐったさや気持ちよさや焦らされているような感覚を与えてくれます。
筆の質感を生かしてお預け感を楽しむのも良いでしょう。筆と絵の具を使って実際にお絵描きしてみたり、「メス豚」などいじわるな言葉を使って書いてみたりするのもSMとしておすすめです。
⑩SMホテルルームに行く
SMプレイ専用のルームを備えたラブホテルというものがあります。SMプレイグッズが豊富に取り揃えられているので、普段はできないプレイも楽しむことができます。ソフトSMだけではなく、本格的にSMプレイを楽しみたい方におすすめです。
最初は恐る恐るでも、中に入ってみるとエンタメ施設として楽しむことができるのではないでしょうか。ソフトSM用から本格SM用まで種類が豊富なので、事前に調べてから利用すると良いでしょう。
⑪スパンキング
スパンキングとは「叩く」ということを意味しており、SMプレイでよく使われる方法の1つです。手や道具を使ってお尻を叩くのが基本のスパンキングで、ほほを叩かれるのが好きな人など、嗜好は様々です。
痛みが苦手な人は軽く優しく叩いてもらうようにお願いしてから楽しみましょう。興奮しすぎて加減を忘れることも多いので、ケガしないように気を付けてくださいね。
痛みよりも音で快感を覚える人も多いので、叩き方を工夫して音がしっかり出るようにしてみるのも良いでしょう。
⑫ペットごっこ
相手が犬や家畜となり、飼い主に服従するのが「ペットごっこ」です。
・ペット側は人の言葉を話さない
・四つん這いにならなくてはいけない
・言葉を話しても語尾に「ワン」とつけなければならない
などの遊びを楽しみます。
犬のように飼い主を舐めろ、なんて指示もされるかもしれません。普段と違ったシチュエーションに興奮を覚える方も多いプレイ方法です。首輪をつけたり動物コスプレをしたりするのも楽しいでしょう。
⑬さるぐつわを付ける
「さるぐつわ」はギャグともいわれているSMプレイ定番のグッズの1つで、激しめのSMプレイに使われることが多いグッズです。
口を無理やり開けたままにさせるための道具で、声や言葉での抵抗ができなくなるため、Mの人は羞恥心を、Sの人は加虐性を満たすことができます。拘束プレイと合わせるとよりSMプレイ感が出るでしょう。
さるぐつわにはボール状とリング状のものがあるので、お好みで使い分けてみても良いですね。
まとめ
パートナーとのセックスにマンネリを感じたら、いつもと違ったプレイを楽しむのも良いでしょう。SMプレイは非日常な刺激が興奮材料となるので、マニアックな刺激にハマってしまうかもしれません。痛みが苦手な方はソフトSMなど、無理のない範囲で楽しんでくださいね。