性癖って?
性癖とは、「性質上のかたより。くせ。」のこと。その人の根本的なキャラクター全般の意味合いで使うべき言葉です。性的趣向を意味する言葉として使われることが多いですが、実はその人の癖や性格を表す言葉なんですね。
「性」を性質の意味ではなくて、性交の意でとらえて、性行為の時に現れる癖、趣向、習慣・習性の意味で使われているほうが近年は多いです。
同じような意味として使われる「フェチ」は、特定の部分に興奮を覚える性癖の一種といえます。
そして、性癖は細かく分類するとなんと100種類以上存在し、「これが好きなの自分だけかな?」と思っていても、世の中には同じような性癖を持った人がたくさんいるのです。
自分の性癖ってどうやってわかるの?
どんなことに興奮するかは人によって違います。胸、お尻、鎖骨フェチなどポピュラーなものから、誰にも言えない性癖を持つ人もいるでしょう。
人によっては、何種類も性癖やフェチを持っている人がいいて、組み合わさったときに興奮したり、そのパターンは人によって違います。
また、無自覚な場合もあります。セックスやオナニーをしているときに、「今日はいつもより興奮するな」と思っているときは、どんな所に興奮したのかを振り返ってみると、自分でも気づかなかった性癖を見つけることができるかもしれませんよ。
次から、聞いたことある性癖からマニアックなものまで紹介いたします。
性癖の種類① 行動に性的意味を持っている
・サディズム
相手に性的虐待や暴力を加えることで性的興奮を覚えること。Sはサディズムからきていて、相手に暴力を与えたい気持ちはなくても、エッチの時に支配的になりたい場合などは、Sといえるかもしれません。
・マゾヒズム
サディズムの反対で、肉体的や精神的に相手から責められたり、苦痛とされる感覚や辱められることに興奮することです。エッチ中に噛まれたい、叩かれたい、首を絞められたいと感じる場合はMの気質があるかもしれません。
・スコプトフィリア(窃視性愛)
これは、他人が服を脱ぐ姿や、セックス、オナニーを盗み見ることにたいしての性癖です。罪悪感やその無防備さに興奮し、AVでも「のぞき」というジャンルがあるくらいなので比較的にあるあるな性癖です。
性癖の種類② 特殊な性の対象
・インセスト(近親性愛)
近親縁者への性癖のことです。近親相姦という言葉があるように、兄弟や姉妹、親などに興奮します。フィクションではたまにある展開ですが、生まれてくる子供の遺伝子的な問題や倫理観からタブーとされています。
・ファット・フェティシズム(肥満性愛)
脂肪や肥満の人へ向ける性癖。いわゆる、デブ専で、太っている人に対して性的魅力を感じたりすることです。男性だと、太っている女性に対して、母性を感じやすかったり、たくさん食べさせてあげたいと思う人が多いようですよ。
性癖の種類③ フェチ
・ピゴフィリア
お尻フェチのこと。色や形に強いこだわりがあったり、お知りに対して強い性癖がある人は、お尻以外に興味がないという人もいます。男性心理としては、柔らかそうなお知りに触れたいというのがあり、丸みがありきゅっと上を向いているお尻がお尻フェチの男性にとってはいいのだとか。
・ブレスト・フェティシズム
胸フェチ。おっぱいや乳首に対する性癖で、人によって形や大きさを求める人もいれば、触ったり舐めたりすること自体に興奮する人もいます。
・フート・フェティシズム
太ももやふくらはぎ、足のフェチ。これも比較的ポピュラーなフェチで、ミニスカートから出るすらっとした足の形や大きさに興奮します。
まとめ
いかがだったでしょうか。聞いたことある性癖から、少しマニアックなものまでご紹介しました。
世の中にはいろんな性癖があって、性癖がない人はもしかしていないのではないでしょうか?
もし自分はこれに興奮するな、気持ちいなと思うものがあったら恥ずかしがらずにパートナーと共有してみるのもいいでしょう。
しかし、それが相手も好きかどうかはまた別の問題。強要しないように気をつけて楽しみましょう!