オーガズム障害で悩んでますか? 原因と対処法をお伝えします
「オーガズム障害」とは、オーガズムが起こらなかったり遅れたりする障害です。オーガズム障害が起こる原因はさまざま。パートナーとの関係にも関わります。本特集では、オーガズム障害の原因と対処法を紹介しているので、ご覧ください!

オーガズム障害とは?

「オーガズム障害」とは、十分な刺激を受け、精神的及び感情的な性的興奮があるにも関わらず、オーガズムが起こらなかったり遅れたりする障害のことを指します。愛撫を自分やパートナーにされても何も感じないということではありません。そのため、セックスをしても何も感じられず、不快感しかないという感覚は、また別の障害や病気の可能性が考えられます。疲れて、相手の性的要望に応えられないなどもオーガズム障害に含まれています。

オーガズム障害で悩む女性は一定数おり、さまざまな要因で起こりうる障害とされています。オーガズム障害が起こる要因については、以下で解説しているので、ぜひご覧ください。

心理的要因

オーガズム障害が起こる要因の1つ目が「心理的要因」です。特に、パートナーとセックスをしていると「気持ち良くならねば」とプレッシャーや緊張感を持ちます。羞恥心、痛みなどのトラウマ、多忙で疲れている、パートナーを信頼できない・不満がある等の心理的にプレッシャーがかかった場合に、オーガズムが起こらなくなったり遅れたりするようです。

心理的要因の場合は、プレッシャーを感じない状況でのセックスが大切になります。まずは、パートナーとの信頼関係を結びましょう。

身体的要因

オーガズム障害が起こる要因の2つ目が「身体的要因」です。飲んでいる薬の副作用糖尿病や子宮に関する病気でオーガズム障害が起こっている可能性が考えられます。
また、女性ホルモン「エストロゲン」の低下によっても起こります。

身体的問題と精神的問題は密接であり、卵が先か鶏が先か状態の人もいるため、難しい問題になりがち。女性ホルモンが原因の人は、他にも症状が出るので、原因を特定できる可能性があります。症状については、以下で解説しているのでご覧ください。

女性ホルモンが減ると起こること

女性ホルモンの低下は、オーガズム障害の原因にもなります。閉経後に減少しやすいと言われている女性ホルモン(エストロゲン)は、10代後半〜30代の女性にもみられる問題です。女性ホルモンが減ると起こる問題は以下の通りです。

・月経不順
・火照り
・動悸
・イライラ
・コレステロール値の上昇
・肩こり
・疲労感が取れない

女性ホルモンが減少すると上記のような症状が出ます。更年期障害としても有名な症状です。10代後半や30代でも上記のような症状が出ている場合は、1度婦人科に相談してみるのもおすすめです。特に月経不順は、その他の子宮や卵巣の病気が隠れている可能性も考えられます。1度婦人科にかかり、検査をしてもらいましょう。

オーガズム障害の対処法①

オーガズム障害の対処法1つ目は、「女性ホルモンを増加させる」が挙げられます。女性ホルモンは、食生活、ストレス、睡眠を見直すことで改善することがあります。

大豆やビタミンB、玄米を食べる
大豆を摂取するなら豆腐や納豆、味噌がおすすめです。また、ビタミンBを多く含める食材には、肉や魚、魚卵が挙げられます。

ストレスの原因を取り除く
ストレスの原因を取り除くことも大切です。職場や学校の人間関係、仕事が忙しい等、ストレスが溜まっている人は、思い切って関係を変えることをおすすめします。

睡眠時間の確保
睡眠時間は女性ホルモンの分泌にも影響します。できるだけ早く寝るようにしましょう。

オーガズム障害の対処法②

オーガズム障害の対処法2つ目は「セルフプレジャー」や「オーガズム瞑想」。

パートナーとの性行為で感じられない時は、セルフプレジャー(自慰行為)でオーガズムを起こすのも一つの方法です。1人で感じられない時は、大人向け恋愛作品(映画・ドラマ・漫画・アニメ・小説)に触れてみるのもいいでしょう。

また、オーガズム瞑想もおすすめ。詳しいオーガズム瞑想に関しては、せきららのコラムをぜひご覧ください。

どれも、感じることを目的とするのではなく、リラックスと心の開放が目的とされています。セルフプレジャーは、誰かに見られているわけでもないので、緊張せずにリラックスして行いましょう。

オーガズム障害の対処法③

オーガズム障害の対処法3つ目は、「病院を受診」です。
ストレスやトラウマなど自分1人では対処できない原因があることもあります。まずは、病院の医師に相談してみましょう。婦人科、泌尿器科、性に関するお悩み相談クリニック、精神科で対応してくれます。

パートナーとのすれ違いが起こっているのなら、カップルセラピーに通ってみるのも一つの方法です。「オーガズム障害かな?」と思ったら、まずは病院を受診してみましょう。

まとめ

オーガズムが起こらなかったり遅れたりする障害を「オーガズム障害」と呼びます。決して「感じない」わけではありませんが、性行為の悩みになってしまいますよね。オーガズム障害が疑われる場合は、病院を受診してみるのがおすすめです。また、生活習慣やストレスが原因となっている可能性も考えられます。パートナーと愛のある性行為を楽しむためにも、ぜひ本特集を参考にしてくださいね!

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