締め小股（しめこまた）のやり方とは？魅力とコツも解説

締め小股（しめこまた）とは、女性が下になり足を伸ばして閉じることで男性器に強い圧をかけられるセックス体位のことです。

江戸時代に考案された「大江戸48手」のひとつで、現代では「伸長位（しんちょうい）」とも呼ばれています。小股（こまた）とは、太ももと足幅を狭くすることです。つまり締め小股とは、足を閉じるという意味です。この脚を締めるという行為によって通常の体位よりもペニスを締め付けることができ、より気持ち良さが増します。

締め小股は正常位に近い体位で難しい動きがないので、比較的に簡単に行うことができる体位です。ただ、足を閉じた状態からペニスを挿入することに難しさを感じる人がいます。ちょっとしたコツで解決することができるので、以下で一緒に締め小股のやり方とコツを見ていきましょう！

1. 膣圧が上がる
足を伸ばした状態で閉じているので、通常の体位よりもペニスへの締め付けが強いことが特徴です。膣圧が上がるので、男性側の快感を得やすい体位でしょう。ただし、挿入が浅くなってしまうため、激しいピストンをすると抜けてしまう可能性があります。膣圧が上がるため、圧で抜けてしまう可能性もあります。
2. いきなり動かさない
足を閉じることでペニスがクリトリスを刺激しやすくなり、膣内の快感と合わせて多点攻めができるのも、締め小股の魅力です。足を伸ばしてクリトリスを刺激する「足ピンオナニー」の状態になるため、オーガズムに達しやすい反面、足ピンオナニーに慣れると他の体位でイキにくくなる可能性があるため、やりすぎには注意しましょう。
3. Gスポットを突きやすい
膣が上付きの人と締め小股の相性はとてもよく、Gスポットを刺激しやすいため快感を高めることができます。ただし、膣が下付きの人にとってはとても挿入しにくい体位なので、自分の膣が上付きか下付きか、確認してからチャレンジしてみましょう。

1. 挿入のコツ
脚を締めた状態から挿入するのが難しい人は、正常位、もしくは騎乗位から締め小股に移行してみましょう。挿入がもう済んでいるのであとは脚を閉まるまで抜けないように気を付けるだけで良くなります。 また、クッションや枕を腰の下に敷いて高さを出すと、他の体位から移行せずに挿入を簡単にすることができます。自分たちに合ったやり方で行ってみてくださいね。
2. 痛み軽減方法
締め小股は太ももとペニスが擦れる挿入方法です。こすれて挿入できないだけでなく、痛みを伴う場合もあります。これを軽減させるために、膣とペニスを十分に潤わせておきましょう。愛液で潤うなら大丈夫ですが、もし足りなそうならラブローションを使用しましょう。
3. ピストンのしかた
締め小股は、抜き差しの幅が広いとピストンが抜けてしまいやすい体位です。そのため、締め小股はピストンを楽しむためのものではなく、締め付ける圧で気持ち良さを味わうことがメインの体位といえます。 締め小股のピストンのコツは、無理に大きく動かさずにお互いの腰を擦り付けるような動きにすることです。この動きをすることでクリトリスの刺激にもなり、ふたりとも気持ち良くなることが出来ます。

1. しがらみ
締め小股と同じ伸長位です。締め小股から体位を変えるときは、女性の体位は変えません。男性が女性と同じく足を伸ばし、お互いに足をしっかり絡み合わせましょう。男性が足を絡めることで女性は身動きが取れなくなるため、SM風プレイを楽しみたいときなどにおすすめです。
2. 松葉崩し
正常位の状態で挿入した後、女性の足を男性の肩に乗せ、固定させたままピストンするセックス体位です。女性の足を片方だけ上げている状態で固定されているため、深い位置まで刺激することができます。締め小股から移るときは、女性が正常位の状態に戻るだけなので簡単に行うことができるでしょう。
3. テコがかり
48手の中でも難易度が高い体位です。締め小股から移るときは、女性はそのままで男性が後ろ向きになり、ペニスを挿入したままシックスナインのように反対側を向きます。無理をするとペニスを痛める可能性があるので注意しましょう。
4. 千鳥
千鳥は足を折りたたんで仰向けに寝た女性に、男性がかぶさるように挿入するセックス体位です。締め小股からの移行も比較的簡単で、女性が伸ばした足を折りたたむだけで千鳥へ移ることができます。締め小股と同様、ペニスへの締め付けやクリトリスへの刺激を楽しめる体位でしょう。

比較的簡単にチャレンジできる体位ですが、男女共に強い快感を得られる締め小股。48手の中でも簡単な体位で難しいワザは必要ありません。セックスでマンネリを感じている時に取り入れてみてはいかがでしょうか。 お気に入りに追加する