気象庁によると、冬は12月・1月・2月のことを指すのだそうです。この時期はたくさんのイベントがあるので、冬の訪れを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
今回は「冬」から連想される食べ物やイベントなどを紹介します。
- 鍋・おでん
- 焼き芋
- おせち・鏡餅
- 白菜
- 大根
寒さが厳しい冬は、体を芯から温める「お鍋」や「おでん」を想像する方も多いのではないでしょうか。家族や友人と、ワイワイと楽しみながらお鍋をかこむのも、冬ならではの楽しみですね。
焼き芋は秋のイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。冬の寒い中で食べる出来立ての焼き芋は格別ですよね。さつまいもの収穫時期は夏から秋が本番ですが、貯蔵ができる食べ物なので、冬でも楽しめます。
おせちや鏡餅は、お正月にしか食べない特別感のあるものですよね。おせちは特に、黒豆や数の子、伊達巻など一年の門出を祝うための縁起物がたくさんあって、冬の宝石箱みたいですよね。
白菜は、11月から2月にかけて旬を迎えます。お出汁がたっぷり染みたアツアツの白菜は、お鍋のメインと言っても過言ではないでしょう。低カロリーでヘルシーなだけではなく、風邪の予防や免疫力アップにも役立つそうですよ。
冬に収穫した大根は、寒さに耐えてきた分、甘みが増しています。みずみずしく甘い大根は、おでんや煮物にもピッタリですよね。大根にはビタミンCや食物繊維が含まれているので、便秘改善や肌荒れの予防にも良いとされています。
- みかん
- いちご
冬の果物といえば、みかんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。暖かいコタツに入りながら食べる甘いみかんは、格別ですよね。みかんは9月ごろから出回り始め、冬に旬を迎えます。旬のみかんはみずみずしく甘みも強いので、ぜひ食べたいところです。
本来いちごは3月から4月が旬ですが、12月のクリスマスケーキの需要が高まるため、冬に間に合うようにそうそうに出荷されるようになったといわれています。ほのかな酸味とさわやかな甘さは、クリスマスケーキにもピッタリな果物ですよね。
- クリスマス
- お正月・大晦日
- 雪合戦
- バレンタインデー
- NHK紅白歌合戦
- 冬至
- 建国記念の日
- 天皇誕生日
12月の一大イベントのクリスマス。キリストの誕生日でもあるクリスマスは海外では家族と過ごす日ですが、日本では「恋人と愛を語る日」として親しまれています。皆さんは今年のクリスマス、誰と過ごしますか?
冬といえば、やっぱりお正月と大晦日は欠かせません。世界中がお祝いムードで盛り上がるお正月、今年はどんな年明けになるでしょうか。
雪を使った遊びといえば、雪合戦ですよね。子どもの頃に楽しんだ方も多いのではないでしょうか。雪合戦はスポーツとして認められており「スポーツ雪合戦」という大会も開かれています。
大切な人に愛を伝えるバレンタインデー。日本では女性から男性へ気持ちを伝えるのが一般的ですが、海外では男性から女性へアプローチするところも多いそうです。また、チョコレートを送る文化も日本独自の文化です。
年末の12月31日に行う「NHK紅白歌合戦」は、誰もが知る国民イベントの1つですよね。その年に活躍したアーティストが勢ぞろいし、新年へ向かうカウントダウンを行うあの華やかな雰囲気は、年末にぴったりです。
日の出から日の入りが最も短い日を「冬至」といいます。その年によって冬至の日は変わりますが、12月中旬ごろに迎えるのが一般的です。冬の訪れを知らせる日でもあり、冬至を境に本格的な冬が始まります。
「国を愛する心を養う日」として、1966年に定められた「建国記念の日」。毎年2月11日に迎える建国記念の日は、初代天皇である神武天皇が即位された歴史のある祝日でもあります。
天皇誕生日は、昭和23年の祝日法制定から定められている国民の祝日。文字通り「天皇の誕生日を祝う日」です。元は「天長節」と呼ばれていましたが、親しみを込めて「天皇誕生日」に変更されました。
- 雪・つらら・雪だるま・かまくら
- お年玉
- こたつ・ストーブ
- イルミネーション
- スキー・スノボ・アイススケート
- 温泉
- ゆず湯
- カイロ
- 鏡餅
- 年賀状
雪やつらら、雪だるまは、冬ならではの風物詩。雪が積もった日は、外に出て雪だるまやかまくらを作るのも楽しいですよね。かまくらの中は意外にも暖かいので、雪が積もったらぜひ作って楽しみたいものです。
子どもたちにとってのお正月といえば、お年玉ですよね。お年玉の由来は「御歳魂(おとしだま)」で、年神様をお迎えするにあたり、供えられた丸い鏡餅のことを指していたようです。現代になって、主に子供にあげる年始のお小遣いとして、定着してきました。
こたつとストーブも冬ならではのもの。寒さの厳しい中で、こたつに入るとほっとしますよね。暖かくてついうたた寝をしてしまう人も多いのではないでしょうか。最近はエアコンの普及でストーブも見かけなくなりましたが、レトロな雰囲気がノスタルジックを感じますね。
クリスマスが近づくと、街はイルミネーションで彩られていきます。ライトアップされた街路樹や公園は、恋人たちのデートスポットとしても大人気です。ロマンチックな雰囲気の中、恋人と愛を語らうのも素敵ですね。
冬本番にさしかかる頃には、スキーやスノボ・アイススケートなどのスポーツが盛んになります。アイススケートは室内でも楽しめるので、ご家族にもピッタリですね。今年の冬は、スキーやスノボにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
冷えた体をじっくり温めてくれる温泉。年末年始は温泉でゆっくり過ごす方も多いようなので、お正月の風物詩となっている人もいるのではないでしょうか。温泉旅行で日ごろの疲れを癒すのもいいですね。
冬至の日に入るゆず湯には、運気アップや邪気払いの意味があるといわれています。「ゆず」と「融通」をかけて、「融通が効くように」と願掛けをすることが始まりとされています。冬至の日には、香り高いゆず湯をぜひ楽しんでみてください。
使い捨てカイロから繰り返し使えるカイロまで、最近はさまざまなタイプのカイロが販売されています。とくに足先が冷えてつらい方は、足先に貼るタイプもおすすめですよ。
お正月に飾るものの代表、鏡餅。鏡餅には、幸福と富の福を重ねられるようにという意味や円満に年を重ねるという健康祈願の意味などがあります。かなり縁起の良いものなのですね。
年賀状は、奈良時代より続く日本独自の風習です。1年間お世話になった方へ、新年の挨拶を行う「挨拶状」としての意味もあります。
- 椿
- クリスマスローズ
- ロウバイ
- 南天
椿の開花時期は種類によって異なりますが、多くは1月から5月といわれています。赤やピンクなど、色とりどりで可愛い花をつける椿は、上品で可愛らしい印象を与えますよね。また、椿は邪気を払う木として、縁起が良い木ともされています。ただし、ぼとっと花が落ちることから「死」を連想させる花でもあります。そのため贈り物には向きません。
クリスマスローズが最も綺麗に咲き誇る季節は2月です。1月から5月まで、長く花を楽しめるのも嬉しいですよね。耐寒性が強く、初心者でも育てやすいお花です。
まるでロウ細工のような透明感のある黄色い花が特徴のロウバイ。12月から2月にかけてが見ごろで「唐梅」とも呼ばれています。甘い香りも特徴的で、見かけた際はぜひ香りを楽しんでみてください。
南天の開花時期は6月から7月ですが、12月ごろに赤い実をつけます。南天の実には咳を鎮める作用があるといわれており、のど飴に用いられている果実でもあります。また、生の葉には殺菌作用があるとされており、かつては赤飯のうえに置く習慣もあったようです。
- 初雪
- 冬将軍
- 行く年
その冬にはじめて降る雪のことを「初雪」といいます。初雪は、おめでたいジンクスが願望が叶うジンクスがあって、とてもロマンチックですよね。今年の初雪はいつ頃になるのでしょう。
冬になると、天気予報で耳にする「冬将軍」。冬将軍は、厳しい寒さのことを表す言葉です。将軍のように強い寒さというのは、とても恐ろしいですね。冬将軍に備えて、しっかり準備をしておきましょう!
「行く年」とは「過ぎ去る年」「暮れていく年」という意味で、忙しい年末の中、過ぎ去る年に思いを馳せて新年を迎える様子を表します。年末になると「行く年来る年」という番組が放送されるので、言葉になじみのある人は多いのではないでしょうか。
冬は、他の季節に比べて一大イベントが盛りだくさん!特別な日も多いので、大切な人とまったり過ごすのも素敵ですね。また、家族や友人と集まって、お鍋をかこみワイワイ楽しむのも良いかもしれません。
今年の冬も、皆さんにとって素敵な年になるといいですね。